指示と同時に手の形や動きを見せる

いつものしつけの練習時、指示を言うのと同時に手のサインも見せましょう。マッテなら手のひらを見せる、オイデなら下から手招きするなど、遠くから見てもわかりやすい手の形や動きがおすすめです。しつけのたびに手のサインを一緒に出すことで、愛犬も迷わずに覚えてくれますよ。
指示語は家族で統一する
聴覚よりも先に、視覚が衰えるかもしれません。その際、たとえばお父さんが「オスワリ」、お母さんが「シット」など家族で指示が異なっていると、指示が通じず、聴覚だけが頼りの愛犬はとても不安な気持ちになります。指示語は家族で統一しておきましょう。
ほかの人からのなでなでやハンドシグナルに慣れておくことは、愛犬のQOL向上にもつながります。ぜひ、若いうちから取り入れてみてくださいね。
お話を伺った先生/鬼澤穣次先生(BASE Dog Training School代表 アニマルファンスィアーズクラブ(AFC) 公認家庭犬しつけインストラクター 優良家庭犬普及協会 グッドシチズンテスト・メインジャッジ)
参考・写真/「いぬのきもち」2025年10月号『今から教えておけば、のちのち助かる!楽になる!あとから効くしつけ』
文/柏田ゆき
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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