「1000円弱」「今度の週末」…日常に潜む罠
今回の騒動は、私たちが普段いかに「雰囲気」や「慣習」で言葉を使っているかを浮き彫りにしました。似たような「定義のズレ」は日常に溢れています。
例えば「1000円弱」。これを「1000円ちょっと(1100円くらい)」だと思っていませんか?
正解は「1000円未満(900円台)」です。逆に1000円を超える場合は「1000円強」を使います。
また、金曜日に言う「今度の週末」は、明日(土曜)のことなのか、それとも来週の土曜のことなのか。レジで聞かれる「(レシートは)大丈夫です」は、イエスなのかノーなのか。
私たちは常に、こうした危うい「文脈の橋」を渡って会話をしているのです。
年末の予約、思い込みに注意を
今回のCEOの投稿は、私たちが普段いかに「慣習」や「文脈」に依存してコミュニケーションをとっているかを浮き彫りにしました。
「常識で考えればわかる」で済ませていた部分に、実は大きな誤解の落とし穴があるのかもしれません。
ちなみに、旅行業界では誤解を防ぐため「○泊○日」と明記するのが鉄則だそう。
みなさんも年末年始の予約を確認する際は、「日付」だけでなく「泊数」もしっかりチェックすることをおすすめします。
(LASISA編集部)

