大泉洋が醸し出す哀愁の極み…“文太”が悲し過ぎる最後のミッションを遂行<ちょっとだけエスパー>

大泉洋が醸し出す哀愁の極み…“文太”が悲し過ぎる最後のミッションを遂行<ちょっとだけエスパー>

大泉洋“文太”の最後のミッションにもらい泣き
大泉洋“文太”の最後のミッションにもらい泣き / (C)テレビ朝日

大泉洋主演、野木亜紀子脚本のドラマ「ちょっとだけエスパー」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TVerにて配信)の第8話が12月9日に放送された。ほのぼの系だった前半からガラリと変わったシリアス展開。文太(大泉)は最後のミッションに挑むことになった。(以下、ネタバレを含みます)

■野木亜紀子オリジナル脚本のジャパニーズ・ヒーロードラマ

同作は、ヒットメーカー・野木による完全オリジナル脚本のジャパニーズ・ヒーロードラマ。大泉演じる、人生詰んだどん底サラリーマンである主人公・文太が触っている間だけ心の声が聞こえるという“ちょっとだけ”エスパーになって世界を救うことに。

文太と暮らすことになる謎の女性・四季役を宮崎あおい、文太の仲間となる花咲か系エスパーの桜介役をディーン・フジオカ、レンチン系エスパーの円寂役を高畑淳子、アニマルお願い系エスパーの半蔵役を宇野祥平、文太らに接近する謎の大学生・市松役を北村匠海、文太らにミッションを課す会社社長・兆役を岡田将生が務める。

■文太は兆から最後のミッションを課せられる

2055年の未来から映像という形で文太たちの前に現れていることが分かった兆。その兆が言う「世界を救う」は、過去を改ざんするという重罪を犯しても四季の世界を救うことだった。

予定が狂い始めた兆は桜介や円寂、半蔵を解雇するも、文太にだけは最後のミッションを課した。「やるはずがないだろ!」と反発する文太に、「私が過去を改ざんするしかないように、あなたもこのミッションをやるしかないんです」と断言した。

そのミッションとは、一度目は不完全に終わっていた未来の記憶をインストールできるナノレセプターを四季にあらためて飲ませること。それにより“トリガー”が仕込まれ、四季の未来につながる分岐点=ジャンクションで不都合なほうを選ばないようにできるのだ。

■江の島デートで四季の記憶がよみがえる

何も知らない四季に、行きたがっていた江の島行きを提案した文太。それは断片的にあった兆こと、のちの夫となる文人との未来の記憶で、文太を選んだ四季は「行かなくていい」と言う。だが、文太は「行って、記憶を上書きしよう」と誘った。

江の島デートを楽しむ2人。しかし、四季の脳裏に文人と楽しんだ江の島の思い出、そして文人と暮らした幸せな日々がよみがえる。

その様子を感じ取っていた文太は、「飲めば、この半年の記憶が消える。きれいさっぱり、やり直せる」とナノレセプターを四季に差し出した。このデートがミッションだったと知った四季は「本気?」と問う。

「四季さん、うそついちゃいけないよ。四季さんの心の声、触らなくてもバレバレです。四季さんの心の…」と文太が言ったところで、四季は「四季さんってやめて!」と、“さん”づけすることに怒る。

すると文太は「あなただって今日の途中から俺を“ぶんちゃん”と呼ばなくなった。あなたの“ぶんちゃん”は俺じゃあない」と告げた。

■大泉洋の哀愁の演技に泣かされる

四季がたびたび夢に見ていた、兆こと文人が事故に遭ったときの光景は、一緒に巻き込まれた四季が下半身を失い、意識が薄れゆく中で最期に見たものだった。そうならないために、保存していた四季の脳の記憶メモリーを入れて作り上げたナノレセプター。「私には分かる。あなたは必ずミッションを遂行する。あなたも四季を愛しているから」と兆が語ったとおり、文太はやり遂げた。

愛しているがゆえの悲しい決断をした文太。「飲みたくない」とつぶやく四季に、「わがまま言わないでください。いつまであなたに付き合わなきゃいけないんですか?いくら仕事とはいえ、重い。荷が重い。あなたが重い。重かった。私には過ぎたミッションでした。お疲れさまでした」と四季の前から去る。四季の「愛してる。あなたもそうでしょ?」という心の声も「聞こえない」とうそをついて。

1人になった文太は「四季も兆も、人の気持ち勝手に決めるんじゃないよ。誰も愛しちゃいないよ」と言うものの、その目からは涙がこぼれた。

第1話の放送に先駆けて行われた取材会で、脚本家の野木は大泉について「私の中で大泉さんは『エレジー』が似合うイメージがある。コメディーだとしても、そこに哀愁を背負う姿が似合うと思っていて、今回はそのイメージを入れ込みました」と語っていた。この第8話は、そんな“哀愁”を表現する大泉の真骨頂となっていた。

視聴者からも「顔で笑って心で泣く芝居がうますぎる」「大泉洋の背中の芝居痺れたな」「大泉洋さんがメロすぎる」「自分をだましながら、でも堪えきれない感情がにじみ出る大泉洋の演技、よすぎー!」「大泉洋が最高すぎる」「泣かされた」といった声が続々と上がった。

ただ、ラストで四季はエスパーが発現するEカプセルをぼりぼりとむさぼり食うという衝撃の行動に出た。そのためか、兆のディシジョンツリーに異変が起きた。文太と兆、“ぶんちゃん”たちの愛の結末はどうなるのか。次回、12月16日(火)の放送が最終回となる。

※宮崎あおいの「崎」は正しくは「たつさき」

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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