【子供部門】優秀賞 子どもたちの運動体験を社会全体で創る共創型スポーツ支援プロジェクト(株式会社biima)
「子供部門」優秀賞を受賞したのは、すべての子どもがスポーツを楽しめる環境を創出する取り組みを行っている株式会社biimaです。

トロフィーを手にスピーチする、株式会社biima代表取締役の田村恵彦さん
株式会社biimaは、遊びの中から多様性・主体性・創造性をクリエイトする「21世紀型の教育コンテンツ」を提供する会社。事業の一環として、子どもの運動機会の減少と家庭環境による体験格差の解消に向けて、無料の親子スポーツイベントを開催しています。
かけっこ、体操、ダンスなど誰でも気軽に楽しめるスポーツが中心で、さまざまなバックグラウンドの子どもたちが参加しています。公園や体育館に加え、親子が多く集まる住宅展示場等でも開催しており、ユニークな発想と活動の規模を年々広げている点が評価され、受賞に至りました。
代表取締役の田村恵彦さんは、「3歳ぐらいから小学生までの年代は、スポーツへの興味関心の入り口が形成されるとても大切な時期。家庭の事情で習い事がさせられないなどの格差を、少しでもなくせるよう支援したい。現在は年間200~300回開催されているイベント数を、1000回、2000回と増やしていければ」と抱負を語りました。
【子供部門】優秀賞 子供たちが社会とつながる体験型キャリア授業「TERAKOYA Program」(イコールチャンス株式会社))

受賞の喜びを語るイコールチャンス株式会社代表取締役の小川圭美さん
「子供部門」優秀賞を受賞したもう2団体目は、体験型キャリア授業を東京都内で展開しているイコールチャンス株式会社です。
AI、金融、防災などの専門家による出前授業を、地域企業や行政との連携により子どもたちに無償で提供している同プログラム。そして、実施エリアが会社の所在地である中央区から、今年度は都内6つの区へと展開が拡大していて、区部全体での実施に向けて着実に実績を伸ばしている点が評価されました。
代表取締役の小川圭美さんは、トロフィーを手に受賞の喜びを語りました。
「私たちは社員10人に満たない小さな会社ですが、今年は43校5500人以上の子どもたちに授業を受けてもらうことができました。それは、“社会全体で次世代を育てる”という当社の理念に賛同してくださった、たくさんのプロフェッショナルや専門家の方々のおかげです。これからも子どもたちの未来のため、このご支援の輪をさらに広げていただければと思います」
