義父を懐柔したエリート夫!その話術の裏に隠された、真の目的は…|極論被害妄想夫#46

義父を懐柔したエリート夫!その話術の裏に隠された、真の目的は…|極論被害妄想夫#46

かすみさんは、長女・あやみを寝かしつけて、リビングへと戻ってきました。すぐるは、妻の父親と談笑しながら待っていました。そして、今までの態度から一転し、かすみさんに謝り始めます。

©神谷もち

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娘を寝かしつけたあと、すぐるとこれからのことについて話さなければいけません。気が重いですね。

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すぐるは、かすみさんの父親と談笑しているようです。よほど話術が優れているのでしょう。

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寝かしつけを終えた かすみさん…。すぐるは笑顔で迎えます。そして、「おつかれさま」と言う労いの言葉をかけました。

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今まで、極論ばかりを主張し、かすみさんを一方的に追い詰めていた すぐる。ところが、態度が一転。心から反省しているように見えますね。

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子どもの寝かしつけをして戻ってきた かすみさんは、夫と父親が楽しそうに会話している姿に複雑な心境です。

さらに、今まで、言われたこともない「おつかれさま」という言葉が出てくるなんて…驚きです。すぐるの態度は改まって、一見、誠実な対応にも感じられますよね。

ですが、こんなにすぐに性格が変わるとは、にわかには信じがたいもの…。言葉ではなんとでも言えるので、真実を見抜くには、時間がかりそうですよね。

「家族のために頑張ってる」のは同じ

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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。

かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。

「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。

そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。

「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。

記事作成: akino

(配信元: ママリ

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