「締めのラーメン」より「締めガム」を
そこで、大阪大学大学院歯学研究科の天野敦雄特任教授が提唱するのが、「締めガム」という新習慣です。
完璧な歯磨きができればベストですが、酔って無理な時や外出先では、食後にキシリトール入りのガムを5分程度噛むだけでも効果があるといいます。
ガムを噛むことで唾液の分泌が促され、口の中が潤って自浄作用が高まります。さらにキシリトールには虫歯の原因菌の活動を抑える働きも期待できます。
飲み会の帰り道、締めのラーメンでお腹を満たす代わりに、ガムを噛んで口の中を整える。
そんな小さな「悪あがき」が、翌朝の自分と将来の歯を守る大きな一歩になるかもしれません。この冬、バッグにガムを忍ばせてみてはいかがでしょうか。
(LASISA編集部)

