\育休者のための“育休の過ごし方”ガイド/
なんとなく過ごす育休をなくしたい——。
そんな想いから生まれた、産・育休中のママ・パパが集うコミュニティ「MIRAIS」。
この活動の中で生まれた、電子書籍『“わたしらしい”に出会う育休ガイド「IKUMICHI」』には、育休中のリアルな悩みや気づき、復職へのヒントが満載です!
今回は、復職を経験したママが、夫婦関係を良好に保つために得た“気づき”を一部抜粋してお届けします。
書籍『“わたしらしい”に出会う育休ガイド「IKUMICHI」』コラム 『パートナーシップ ~復職後も良好な関係でいるために~ 』

※画像はイメージです
共働きで忙しいと、家事・育児の負担がどちらか一方に偏ったり、コミュニケーション不足から気持ちがすれ違ってしまったりと、夫婦の間柄をバランス良く保つことは一筋縄ではいかないかもしれません。
私の場合は、家事と育児を一人で抱え込み、我慢を重ねた挙げ句の果てにイライラが爆発。
パートナーとの関係はギクシャクし、子どもにもしわ寄せがいき自己嫌悪…という負のループを何度か経験しました。
友達に愚痴をこぼして一時的にはスッキリしても、日常に戻ればまた同じパターンにはまってしまうなんてことも。
できるだけパートナーと一緒に穏やかに過ごしたいと思いつつ、うまくいかないジレンマから抜け出すためにはどうしたらいいかと考えた中で、今では3つのポイントを意識するようにしています。
1.気持ちを言葉にする

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モヤモヤとした感情の原因は1つとは限らず、いくつかの要因が重なって出来上がった心理状態について、人に理解してもらえるように整理して話すことはハードルが高いように感じていました。
冷静になって振り返る時間が取れなかったり、表現の仕方に悩んだりしている間に、このプロセスが面倒に感じてきた結果、言葉足らずなコミュニケーションを生むことにつながっていました。
そこで、パートナーに対しては、最初に心に浮かんだ「何が理由で」「今どういう気持ちなので」「どうしてほしいのか」の3点に絞って伝えるようにしました。
先日の例をあげると、
<理由>
休日の夕食時はスマホを見ない約束なのに、何度かスマホをいじっている
<今の気持ち>
子どもが話しかけているときもちゃんと聞いていなかったり、家族の話に関心がないように見えるので残念な気持ちになる
<どうしてほしい>
仕事の急ぎの連絡以外は、家族そろって食事を取る時間を優先してほしい
などです。
タイミングには気をつけていますが、はっきりと伝えた方がパートナーも受け止めやすいようで、お互いにストレスが少なく接することができるようになりました。
