集中力が続かない…原因は?脳をリセットする方法&受験生必見の「脳の働きをサポートする夜食」

集中力が続かない…原因は?脳をリセットする方法&受験生必見の「脳の働きをサポートする夜食」

勉強や仕事をしていて、「もっと集中力があれば…」と思うことはありませんか? 今回は、心理学と栄養学、2つの視点から「集中力」を徹底調査! 専門家の視点からアドバイスをいただきました。

集中力とは「注意」の配分!?

まずお話を伺ったのは、天使大学看護栄養学部 教養教育科の服部健治准教授です。

心理学において、一般的に「集中力」と呼ばれるものは「注意」として研究されているそうです。

服部先生によると、「注意」とは以下の2つの働きを指します。

・必要なものに意識を向ける

・不要なものを捨てる

この2つを同時に行うのが「集中」している状態です。

集中と非集中のバランスが大事

先生の解説によると、人が何かに取り組むとき、全てのエネルギーを注ぎ込むわけではないということです。

「例えば、やるべきことに80%のエネルギーを使っている時、残りの20%は周囲の情報(物音や気配など)をキャッチするために使われています」

「集中しすぎると周りが見えなくなり、危険を回避できなくなります。集中できないことは決してダメなことではなく、人間にとって必要な『危機回避』の機能でもあるんです」(服部先生)

カフェでの勉強は効果的?

よく「カフェに行くと勉強がはかどる」という人がいますが、これは効果があるのでしょうか?

服部先生「人によっては非常に重要です。『場所を変える』ことが、自分なりのスイッチになるからです」

スポーツ選手がスパイクを履くと気合が入るように、「カフェに行ったら勉強モード」というスイッチを作っておくことは有効だそう。自分なりの儀式や場所を持つのがポイントです。

配信元: SODANE