
飲酒後の口腔ケア実態、その背景と対策を明らかに
「歯垢リスク」とは、生活習慣の乱れやケア不足によって、口の中に溜まった歯垢が引き起こす健康被害への危険性を指します。
歯垢はむし歯や歯周病といった口腔トラブルだけでなく、糖尿病、心筋梗塞、アルツハイマー病などの全身疾患に影響を及ぼす可能性があります。
特に飲酒や睡眠不足などで唾液が減ると、口の自浄作用が弱まり、わずか一晩でも歯垢が形成されやすくなります。
今回は、半数以上が飲み会後歯みがきをせずに寝てしまった経験など、飲酒後の口腔ケア実態を調査し、その背景と対策が明らかになりました。
約2人に1人が飲み会後、歯みがきをせずに寝落ち経験あり……!

20代〜60代男女の約2人に1人が飲み会後、歯みがきをせずに寝てしまった経験があることが判明
さらに食べすぎ、飲みすぎの翌朝の「口のネバつき・口臭」経験は7割以上
直近1年以内に「食事会」もしくは「飲み会」に参加したことのある人に、「参加後、歯みがきをせずに寝てしまったことがあるか」を聞いたところ、約2人に1人の50.4%が「1度でも経験したことがある」と回答。
また男女別にみると男性は57.9%、女性は41.6%と、わずかに男性が多いものの男女ともに半数が過去に経験があり、年代別で見ると40代で最も高い(57.7%)ことが明らかになりました。

食べすぎたり、飲みすぎたりした翌朝の「口のネバつき・口臭を感じたことがある」と7割以上が回答
自身の口内環境についての質問で「食べすぎたり、飲みすぎたりした翌朝に、口の中のネバつきや口臭を感じた経験があるか」を聞いたところ、70.8%が「1度でも経験がある」と回答。
また男女ともに40〜50代平均で約80%(男性平均80.2%、女性平均77.9%)もの人が不快感があったと答えました。口の中が「ネバつく」「におう」と感じたら、それは歯垢が増えているサインです。
これらから、40〜50代は「歯みがきせずに寝てしまった経験」と「翌朝の不快感」のいずれも高く、歯垢リスクが集中しやすい世代であることがわかりました。
