リスクすぎる!? メインの収入は夫なのに「生命保険は不要」。30代子育て夫婦の家計簿を見てみたら…

共働き夫婦のリアルな家計簿を読み解く「共働き夫婦の家計相談室」。FPの鈴木さや子さんが、悩める共働き夫婦に家計についてアドバイスします。第3回は、同世代より資産が少ないことに悩むHさんの家計について聞いてみました。

Pixta 55390644 m

Q.毎月のやりくりで残った分は、すべて預金へ。将来を見据えより投資などに回すべき?

今回の相談はHさん(30代女性、時短勤務の会社員)から。大学教員の夫と、保育園に通う2歳の子、ペットの犬1頭と暮らしています。

毎月ある程度貯蓄できているものの、資産は少ないと感じており、運用方法や教育資金の準備が悩みのタネといいます……。

H家の家計簿

Hke

我が家は今は毎月貯蓄できていますが、本格的に貯蓄できるようになったのは2年ほど前から。それまで夫の博士号取得のための学費や不妊治療費の支払いなどがあり、同世代と比べて資産が少ないと感じています。

今は毎月やりくりで残った12万円ほどを普通預金に入れて、それが100万円くらい貯まったら定期預金へ移動しています。でも、正直それではもったいない気も。もっと積み立てNISAや学資保険などに回したほうがいいのでしょうか。

夫は「医療保険や生命保険は不要」という考えです。世帯収入の7割は夫の収入なので、私は夫に何かあったときが心配です。今は健康でも、仕事が激務なのでもし重い病気にかかったら働けなくなるかもしれません。

また、子どもには奨学金は使わず、親が用意したお金だけで大学などに進学してほしいと考えています。父親が大学教員で博士号まで取得したので、親の背中を見て子どもも大学院への進学を希望するかもしれません。そうなった場合の学費も考えたいです。子どもは2人目も検討しており、自前で2人分の学費を準備するのは大変なのではないかと……。

配信元: マイナビ子育て

提供元

プロフィール画像

マイナビ子育て

育児をしている共働き夫婦のためのメディア「マイナビ子育て」。「夫婦一緒に子育て」をコンセプトに、妊娠中から出産・産後・育休・保活・職場復帰、育児と仕事や家事の両立など、この時代ならではの不安や悩みに対して役立つ情報をお届けしています。