ケーラー病の前兆や初期症状について
ケーラー病の初期症状は、足の土踏まず付近の痛みです。
舟状骨の変形や壊死が進行すると徐々に痛みが強くなり、足の甲側まで痛みが広がることや、幹部に腫れが見られることがあります。
体重がかかるときに特に痛みが出るため、患者の歩き方に異常が見られるようになります。
重症になると、患者が痛がって歩くのを嫌がるケースもあります。
ケーラー病の検査・診断
ケーラー病の検査・診断では、視診や触診に加え、レントゲン検査をおこないます。
患者の歩き方や立ち方を確認し、痛みの有無や程度を確認します。症状があるのが片足のみで、舟状骨(土踏まずの中央付近)を指で押したときに、痛み(圧痛)があれば、ケーラー病が強く疑われます。
ケーラー病の確定診断のためには、足部のレントゲン検査をおこないます。
舟状骨に変形や壊死が見られる場合、舟状骨が平たくつぶれている様子が確認できます。あるいは舟状骨の輪郭が通常より不明瞭で、複数に分かれているように写る場合もあります。
ケーラー病では片足にだけ症状が出やすいことから、両足の舟状骨を撮影して比較することで、発達の違いなどを明確にすることができます。

