自宅なのに「不法侵入だぞ?」→モラ夫の激ヤバ主張に怯える妻|夫の出張中にモラ逃げしました

自宅なのに「不法侵入だぞ?」→モラ夫の激ヤバ主張に怯える妻|夫の出張中にモラ逃げしました

帰宅した直哉は逆上し、「窃盗」「不法侵入」で訴えるという脅迫的なLINEを楓に送りつけます。パニックに陥る楓でしたが、沙織の助言で警察に相談することに…。

出張から戻った夫の態度

LINE

引っ越しからわずか2日後、その日は突然やってきました。直哉が出張から戻り、私がいないことに気づいた瞬間、恐ろしいほどのメッセージが私のスマホに次々と届き始めたのです。その通知音を聞いただけで、体が震え始めました。

LINEのトーク画面を開くと、そこには直哉の怒り狂った言葉が、文字の羅列となって私を責め立てていました。

「おい、楓。今すぐ電話に出ろ。何のつもりだ」
「勝手に出ていくなんていい度胸だな。俺の私物も持ち出してるだろ?窃盗罪だからな」

さらに、協力者として沙織がいることも知られていました。

「寝室のベビーモニター、電源入りっぱなしだっただろ?お前と友達がばっちり映ってんだよ」
「友達は他人の家に入ってるんだから不法侵入だし、お前は俺のものを盗って窃盗。2人とも捕まるぞ」
「そうしたら、ゆりも俺が連れていくしかねえな」

夫のLINEに激しく動揺

スマホ

夫からの言葉の数々に、恐怖で息が詰まりました。「窃盗」「不法侵入」「捕まる」という物々しい言葉の数々が、私の頭の中をぐるぐると回り、パニックに陥りました。

直哉はいつも、大袈裟な言葉で私を支配下に置こうとします。しかし、今回は「ベビーカメラの録画映像」という具体的な証拠を突きつけられたことがより恐怖だったのです。カメラは子どもが寝ている間だけつけていたはずなのに、その日は動揺してスイッチを切り忘れていました。

手が震えてスマホを落としそうになった時、私は沙織の顔を思い出しました。すぐに彼女に電話をかけます。

「沙織、直哉からLINEがきて……私も沙織も捕まるかもって言われて…」

私の早口で支離滅裂な話を聞き、沙織は一呼吸置いて、落ち着いた声で返してきました。

「落ち着いて、楓、深呼吸して。私たちは捕まるようなことはしてない」
「でも、ベビーカメラに私たちが荷物を運び出すところが映っていて……」

「心配なら、警察に連絡してみよう。今警察に動かれて困るのは、直哉さんの方だと思うけど」

配信元: ママリ

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