
OpenStreetは、鳥取県鳥取市とトリベイと「シェアサイクル事業に関する協定」を締結し、鳥取市内でシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の本格運用を12月1日(月)から開始した。
鳥取市内の6カ所にサイクルステーションを設置
OpenStreetとトリベイは、8月に鳥取市観光シェアサイクル実証実験業務を受託した。「HELLO CYCLING」のサービスを展開し、3カ月間の利用実績・アンケート調査などで有効性を確認。そこで、12月1日より事業の本格的な運用を開始した。
実証実験では、鳥取市内の6カ所にサイクルステーションを設置。本格運用後に鳥取市役所本庁舎やJR鳥取駅前風紋広場、鳥取市民会館などにサイクルステーションを増設する。
また、通常タイプのシティサイクルと、スポーツタイプの電動アシスト自転車を追加導入した。
「シェアサイクル事業に関する協定」は、鳥取市・トリベイ・OpenStreetの相互協力と連携のもと、各自の資源を有効に活用し、観光振興や地域の活性化、公共交通の機能の補完・代替等に資する新たな市の交通システムとして、共同して実施するシェアサイクル事業に関し必要な事項を定めたもの。
事業実施期間は、12月1日(月)〜2030年3月31日(日)。
鳥取市役所で協定締結式を実施

11月19日(水)には、本格運用開始を前に、鳥取市役所で本協定の締結式を挙行。締結式で深澤義彦鳥取市長は次のようにコメントした。

「実証実験を通じて自転車の可能性は想像以上だと感じました。自転車で市内の公共交通を補完し、市民や観光客に利用される事業にしていきたいです」
