久しぶりに着た服で蕁麻疹が出た場合の受診目安
久しぶりに着た服で蕁麻疹が出てしまった場合、どのタイミングで受診すればよいか迷ってしまいます。蕁麻疹が出た期間や部位などによって適切な受診のタイミングを見極めましょう。
1日経過しても治らない
1日経過しても治らない場合、皮膚科を受診しましょう。ダニやカビなどのアレルギー性の蕁麻疹が疑われる場合、血液検査や皮膚を用いた検査を行います。アレルギーの原因物質を調べて蕁麻疹の原因になっている物質を絞ることができます。蕁麻疹の治療は、蕁麻疹の原因物質を取り除くことが有効な手段です。蕁麻疹の原因物質が絞れたら、その原因物質を生活空間から除去しましょう。また、受診して内服薬を処方してもらい、薬を服用して症状を改善するとよいです。処方された内服薬は医師の指示にしたがって飲み続けましょう。受診する前に患部の写真を撮っておくことをおすすめします。蕁麻疹は腫れが出たり引いたりする病気で、1日のなかで夕方から夜にかけて症状が悪化するケースがあります。症状が悪いときの写真を撮っておき、受診時に医師に見せれば正確に診断をする材料になるためおすすめです。1日経過後も蕁麻疹が治らない場合は、医療機関を受診しましょう。
全身に蕁麻疹がある
全身に蕁麻疹が現れたり、皮膚だけでなく瞼や唇が腫れたりする場合はすぐに医療機関を受診しましょう。血管性浮腫の疑いがあります。蕁麻疹は皮膚の表面が腫れる症状であるのに対し、血管性浮腫は皮膚や粘膜の深部が腫れます。気道に血管性浮腫が生じると窒息の危険性があるため注意が必要です。そのような症状が現れた場合は、すみやかに医療機関を受診しましょう。
久しぶりに着た服で蕁麻疹が出ないようにする予防法
長い間、収納していた服を久しぶりに着たときに蕁麻疹がでないようにするために、以下の予防法があります。
・着る前に洗濯や天日干しをする
・通気性のよい場所で保管する
・収納前に洗濯をする
・収納時に防虫剤を入れる
予防策を実践し、久しぶりに着た服による蕁麻疹を防ぎましょう。
着る前に洗濯や天日干しをする
アレルギーを引き起こすダニやカビは洗濯で取り除きましょう。ダニやカビは湿度が高い環境を好み、乾燥には弱いです。ダニやカビは熱や日光にも弱いため、天日干しでダニやカビを取り除くことができます。また、衣類についているホルムアルデヒドは洗濯によって大幅に低減できるので着用前の洗濯が効果的です。衣替えをしたあとの衣類をすぐに着るのではなく、一度洗濯をしてから着ると久しぶりに着た服による蕁麻疹を予防できます。
通気性のよい場所で保管する
ダニやカビは湿度が高い環境を好みます。衣類を収納する押入れやタンス、クローゼットの内部は通気性が悪く、湿気が溜まりやすいためダニやカビの生存環境として格好の場所です。押し入れにはスノコを敷いて空気の通り道を作って通気性をよくするとよいでしょう。タンスや収納ケースの内部には乾燥剤を入れて低い湿度を保つのがおすすめです。湿度を60%以下にするとダニやカビの繁殖を抑えることができます。また、生乾きの状態でケース内に収納するとカビが発生しやすいです。ダニやカビが生存しにくい環境で衣類を保管し、衣類によるアレルギー性の蕁麻疹を予防しましょう。
収納前に洗濯をする
衣類をケースに収納する前に洗濯をするのも効果的です。衣類に付着するダニやカビを洗濯と天日干しによって除去してから収納し、収納中にダニやカビが増殖するのを抑えましょう。ダニやカビは日光や熱、乾燥に弱いので天日干しが効果的です。また、ケース自体をときどき清掃し、ケースについたダニやカビを除去することもおすすめです。カビは溜まったゴミやホコリから発見されます。ダニの死体や糞なども収納ケースの底に溜まっている可能性があるため、収納ケースを清掃するとダニやカビの除去に効果的です。
収納時に防虫剤を入れる
クローゼットや押入れ、衣類の収納ケースに防虫剤を入れておくとダニやカビの増殖を抑えられます。防虫剤から揮発する防虫成分によってダニやカビの増殖を抑えましょう。衣類につくダニやカビを増やさないことで久しぶりに着た服による蕁麻疹を防げます。

