妊婦健診で指摘されることが多い「臍帯巻絡」とは 赤ちゃんへの影響を医師が解説

妊婦健診で指摘されることが多い「臍帯巻絡」とは 赤ちゃんへの影響を医師が解説

臍帯巻絡の前兆や初期症状について

臍帯巻絡が生じていても、多くの場合は母体や胎児に明確な前兆や症状はみられません。
分娩時においては、臍帯巻絡の程度により、一時的な胎児の心拍低下などがみられることがあります。また、巻きついた分臍帯が短くなるため、胎児の頭が下降するのに時間がかかり、分娩の時間が長くなる傾向があります。

しかし、ほとんどの場合、臍帯巻絡が生じていても、胎児や母体の健康状態や分娩に対するリスクが高まることはないとされています。

臍帯巻絡の検査・診断

臍帯は妊娠中に新たに巻いたり、外れたりすることがあるため、臍帯巻絡は妊娠後期(28〜39週)に診断されます。
臍帯巻絡の診断には主に超音波検査が使用され、胎児の姿勢や臍帯の位置を確認します。臍帯巻絡の約8~9割は胎児の首部分に生じていることや、胴体や手足への臍帯巻絡を正確に診断するのは難しいことなどを理由に、妊婦健診における超音波検査では、首への巻きつきについて調べます。
臍帯巻絡がある場合には、超音波検査のドプラ機能(胎児の血流量を視覚的に表示できる)などを用いて、巻きつきの方向や巻きつき回数などを調べることもできます。

配信元: Medical DOC

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