ピーマンは何によって「栄養」が変わるかご存じですか?食べ過ぎたときの症状も解説!

ピーマンは何によって「栄養」が変わるかご存じですか?食べ過ぎたときの症状も解説!

加熱したピーマンの栄養素

加熱したピーマンの栄養素

ビタミン類は一般的に熱に弱く、加熱調理によって減少しやすい栄養素です。しかし、ピーマンの場合は、ビタミンCが比較的熱に強い性質を持つため、加熱しても損失が少ないことが特徴です。また、食品成分表で示される「油いため」の栄養価が、生のものと比べてあまり変わらない、あるいは高く見える場合がありますが、これは 加熱によって水分が減り、重量あたりの栄養素が“濃縮されて見える”ため で、ビタミンそのものが加熱で増えるわけではありません。ピーマンにはビタミンCの安定性を高める「ビタミンP(フラボノイド)」が含まれていますが、これが“ビタミンの量を増やす”わけではなく、ビタミンCの損失が少ない理由の一因と考えられています。

ピーマンの健康効果

ピーマンの健康効果

免疫力の向上

ピーマンに含まれるビタミンCやβ−カロテンは、体内の活性酸素を除去する働きがあります。皮膚や粘膜の健康を守り、ストレスへの抵抗力を高めます。

脳梗塞や心筋梗塞の予防

ピーマンには、独特の青い香りのもととなる「ピラジン」という成分が含まれています。ピラジンには、血液の流れをサポートする可能性があると報告されていますが、その効果は基礎研究や一部の実験レベルにとどまっており、人での明確な予防効果が確立されているわけではありません。そのため、ピラジンを含む食品を食べるだけで脳梗塞や心筋梗塞を予防できると断定することはできませんが、ピーマンにはビタミンCやβ-カロテンといった抗酸化成分も含まれており、日常的に取り入れることで血管の健康に役立つ可能性はあります。

美肌・ダイエット効果

ピーマンに含まれる「カプシエイト」は、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンに似た構造を持ちますが、辛みがほとんどありません。基礎研究では、エネルギー代謝を促す可能性や、体温をわずかに上げる作用が示唆されています。ただし、人体での効果はまだ限定的であり、食べるだけで大幅な脂肪燃焼やダイエット効果が得られると断言できるものではありません。また、ピーマンに含まれるビタミンCには、メラニンの生成を抑える作用やコラーゲン生成を助ける働きがあることが知られ、美肌づくりをサポートしてくれます。日常的に野菜をバランスよく取り入れることで、健康的な肌の維持に役立つといえるでしょう。

配信元: Medical DOC

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