声のかすれが続くときは「ポリープ様声帯」の可能性も? 受診の目安と診断の流れを医師が解説

声のかすれが続くときは「ポリープ様声帯」の可能性も? 受診の目安と診断の流れを医師が解説

ポリープ様声帯の前兆や初期症状について

ポリープ様声帯は、喉奥の違和感や乾燥感、声を出したときの違和感によって気づく場合が多くなっています。一時的な喉の不調だと思われがちですが、一定期間症状が続く場合はポリープ様声帯の可能性があるため注意が必要です。該当する場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診して検査を受けましょう。

喉奥の違和感、乾燥感

ポリープ様声帯は、初期症状として喉の奥に違和感や乾燥感を覚えることが多くあります。さらに、声を出す際にも違和感を覚えることもあります。

声がかすれる、低音になりがち

声帯が腫れると声の振動が阻害されるため、声がかすれやすく、普段よりも低い音域でしか声が出せなくなります。歌手やアナウンサーなど、声を細かくコントロールする必要がある方の場合、声の微妙な変化でポリープ様声帯に気づくこともあります。

声の疲労感、声がすぐに途切れる、痛みを感じる

普段よりも声を出すのが疲れる、声がすぐに途切れるといった症状も初期段階であらわれることがあります。

特に、会話中に話し続けることが辛くなるといった症状が見られる場合には、ポリープ様声帯を発症している可能性があります。加えて、声を出す際や唾液を飲み込む際に、喉の痛みを感じることもあり、日常生活でのストレスとな得る場合が多いでしょう。

ポリープ様声帯の検査・診断

ポリープ様声帯は、主にファイバースコピーで声帯の状態や炎症の有無を確認し、診断されます。

ファイバースコピー

ファイバースコピーは、鼻から細いカメラを挿入して声帯の状態を観察する方法です。この検査で、声帯の構造や腫れ具合がわかるため、ポリープ様声帯の診断が可能です。患者の負担も少なく済むメリットがあります。

音声検査

音声検査は、声の周波数や強度、音質などを測定し、声に異常があるかを調べる検査です。例えば、声がかすれる、声量が出ないといった声質の異常がある場合、程度を測定して診断の参考にします。
また、音声検査は声のデータを数値化することで、治療効果の評価や経過観察にも役立つのが大きなメリットです。

配信元: Medical DOC

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