すぐるが頭を下げて謝ったことに驚いた、かすみさん。今までは、口先だけの謝罪だったことから、態度が改善されたのかもしれないと思い始めました。そして、かすみさんは、また昔の優しい夫に戻ってくれるのならと思い…。
©神谷もち
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すぐるが謝罪をするなんて、かすみさんにとっては信じられない光景です。
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素直すぎる すぐるの態度に不信感を抱きつつ、かすみさんは考えをめぐらせます。
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娘のこと、金銭的なこと、そして、大好きだった夫との思い出…。さまざまなことを思うと、離婚の決意がゆらぎます。
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かすみさんは、気持ちがあふれてしまいます。そして、その気持ちを受け止めるかのように、すぐるはかすみさんを抱きしめました。
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かすみさんは、すぐるが頭を下げて謝ったことに、とても驚いていましたね。今までの謝罪は口先だけだったことから、すぐるが本当に心を入れ替えてくれたのではないかと、期待する気持ちが芽生えてしまったようです。
そんな、かすみさんの気持ちにつけこむかのように、不穏な笑みを浮かべるすぐるの表情が気になりますね。
「家族のために頑張ってる」のは同じ
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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。
かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。
「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。
そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。
「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。
記事作成: akino
(配信元: ママリ)

