デスク作業を任されていたはずのTさんが、突然、事務所から姿を消しました。現場責任者の社員があわてる中、悪びれる様子もなく、Tさんが事務所に戻ってきました。一体どこへ行っていたのでしょうか？
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発表者の担当をはずされて以来、問題行動が目立ち始めたTさん。課長は、Tさんを指導している社員に、最近のTさんの様子をたずねます。
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Tさんは現場では問題なく、指示出しも的確であるものの、デスクワークに難があることを訴えます。
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Tさんに対し、地道に指導を続けていた矢先、さらなるトラブルが起きます。
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今日中に仕上げなければいけない、デスク作業に取り組まず、姿を消していたTさん。社員が探していると、ふらりと戻ってきます。そして、「現場の方に呼ばれていた」と言い訳をしますが…。
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大切な作業を放置し、消えてしまったTさん。Tさんにどこに行っていたのかを問うと、「バイトリーダーに呼ばれた」と説明します。ですが、その会話を聞いたカモちもさんや同僚社員は、違和感を覚えます。
いろんな価値観が交差する職場
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どんな環境でも、人が集まればいろいろな考え方や行動の違いがあるものです。職場もまた例外ではなく、単に仕事をこなすだけの場所ではありません。日々、多くの人が関わりを持つ、「小さな社会」のようなものだと感じさせられますね。
Tさんは、上司や同僚から注意を受けても、自分のやり方を貫き、周囲に混乱をもたらしました。周囲の人はトラブルに巻き込まれながらも、Tさんの長所をいかそうとしたり、名誉挽回のために場を提案したりと、柔軟に対応をしました。しかし、最終的には、そんな配慮に対しても裏切られる結果となります。
一方、Tさんとの関わりを通じて「どうしたら理解し合えたか」「どこで線引きをすべきか」など、職場での人間関係について向き合う機会にもなりました。人はみんな違って当然。だからこそ、丁寧に理解をすり合わせていくことが大切なのかもしれませんね。
職場での人間関係について、改めて考えさせられる内容であり、「働くこと」と「人と関わること」の両方の難しさと温かさを描いた作品でした。
記事作成: morina
（配信元: ママリ）
