主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。育児より趣味を優先するツバサに怒った妻は娘を連れて実家へ。しかし妻は実父に怒られ、ツバサの趣味を解禁し家に戻ります。ある日ツバサが趣味を満喫中、妻が倒れたと連絡が。ストレスと過労で倒れ頭を強打。じつは、妻は寝不足でのワンオペが続き、娘に怒鳴るように。ツバサが咎めるとブチギレて…。
「なんでわざわざお願いしないといけないの?」
育児は「手伝う」ものという認識を持つツバサにイライラする妻ノゾミ。しかし、どんなに言ってもお茶を飲まない娘サクラちゃんに対し、フラッと顔を出したツバサがすんなりと飲ませることに成功し、ショックを受けます。
「ずっと一緒にいて世話しているのは私なのに」と子育てが向いていないと落ち込んでしまうのでした。その後、寝かしつけにもひと苦労。
サクラちゃんが寝た隙を狙てドラマを観てリフレッシュしようとしますが、サクラちゃんが泣き出してしまい…。
「お願い、早く寝て…」ノゾミの気持ちとは裏腹にサクラちゃんは号泣し






















ノゾミさんが寝かしつけに苦労している最中、部屋で模型作りを楽しむツバサさん。作業を終わらせて寝室に行くと、サクラちゃんが起きてしまいます。30分おきの夜泣きにノゾミさんはぐったり。ツバサさんなら…と寝かしつけを頼もうとしますが、「明日撮り鉄遠征だから」と寝室を出て行ってしまいました。
趣味の予定を優先して別の部屋で寝ようとするなんて、ツバサさんは寝かしつけの大変さはもちろんのこと、ノゾミさんの気持ちも理解していないように見えます。夜泣きがひどいことを伝えているにもかかわらず、「撮り鉄遠征に行くから」と出ていってしまうのは、父親としての自覚が足りないと感じてしまいます。
サクラちゃんはツバサさんにとっても大切な子どもです。子育ては夫婦で一緒に親になっていくものであり、協力し合うことが不可欠です。このままでは、ノゾミさんが一人で子育ての責任を負い、ツバサさんだけが取り残されてしまうかもしれません。ふたりの子である以上、ルーティーンを共有したり交代制にしたり、そして何よりもノゾミさんの気持ちに寄り添うことが大切なのではないでしょうか。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

