「熱がある時にやってはいけないこと」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「熱がある時にやってはいけないこと」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
熱がある時に入浴をしても問題ないですか?
伊藤 陽子(医師)
症状や体調にもよりますので一概には言えませんが、38℃未満の微熱かつ他に症状がなければ入浴して良い場合もあります。
その際は湯冷めしないように気を付けて、水分補給もしっかり行ってください。
すぐに熱を下げるにはどのような方法がありますか?
伊藤 陽子(医師)
すぐに熱を下げたい時は、市販の解熱鎮痛薬を服用したり、首や脇、足の付け根など体幹部を冷やしたりする方法があります。
ただし、悪寒がある時は冷やすとよりつらくなることもありますので注意が必要です。すぐに熱を下げようとせず、十分に休息をとることも大切です。
熱がある時は布団をかけずに安静にした方がいいですか?
伊藤 陽子(医師)
寒気を感じている時は布団をかけて温めた方がよいでしょう。暑いと感じた時は薄めの毛布やタオルケットなどで調節し、汗をかいたらこまめに肌着を取り替えて安静にしましょう。
熱がある時、エアコンの効いた部屋で安静にしても問題ないですか?
伊藤 陽子(医師)
体力を消耗しないよう、室内を適切な温度に保つためにエアコンを使用することは問題ないかと思います。一方で、エアコン使用時は室内が乾燥しますので、肺や気管に負担がかからないよう、部屋の湿度を50%~60%くらいに保つようにしてください。
まとめ
熱が出た場合、早く平熱に戻そうと解熱剤を使いたくなりますが、発熱は免疫の働きに重要な身体の防衛反応です。まずは病原体と戦う体力を保つため、十分な休息と栄養、水分を補給することを第一に考えましょう。その上で症状がつらい場合やなかなか良くならない場合には自己判断をせず、早めに医療機関を受診してください。

