そのブランド服、実は「投資」かも?
母親になり、家事や育児、仕事に追われる毎日。「自分の髪をとかす時間さえない」と嘆く人が多い中で、なぜか常に身なりが整い、穏やかな笑顔を絶やさないママが存在します。
ネット上でも「通勤時にバッチリ決まっているお母さん、一体いつ寝てるの?」「子どもにブランド服を着せて、髪もツヤツヤ。住む世界が違う気がする」といった羨望の声が後を絶ちません。
しかし、その「余裕」の正体を探ってみると、単なる「環境の違い」だけではない、現代ならではの“賢い戦略”が見えてきました。
そのブランド服、実は「投資」かも?
「余裕のあるママ」の特徴としてよく挙げられるのが、「子どもが良い服(ブランド服)を着ている」という点です。 一見、湯水のようにお金を使っているように見えますが、実はここに令和ママならではの計算があります。
最近のトレンドは、「リセールバリュー(再販価値)」を意識した服選びです。
ファストファッションは安価ですが、中古で売る際は値がつきにくいもの。一方、人気ブランドの服は、サイズアウトしてもフリマアプリで高値で売れます。
「実質的なコストは安いのに、見た目は良いものを着せている」。
そんな“買い物上手なママ”が、端から見ると「経済的に余裕があるママ」に見えているケースは少なくありません。
[h]「朝のバタバタ」を消す物理的な課金
また、完璧なヘアメイクの裏には、精神論ではなく「物理的な時短課金」が隠れています。
眉&リップのアートメイク:すっぴんでも顔が完成している状態を作る。
まつげパーマ・エクステ ビューラーとマスカラの時間をゼロにする。
縮毛矯正・髪質改善:寝癖直しやブローの時間を短縮する。
「早起きして頑張ってメイクしている」のではなく、「朝何もしなくてもいいように、あらかじめ手を打っている」のです。
彼女たちの余裕は、日々の努力というより、初期投資による「仕組み化」の賜物と言えるでしょう。
[h]「手抜き」ではなく「戦略的サボり」
もちろん、「実家が近い」「夫が高収入」といった環境要因も大きいでしょう。
しかし、ネット上の声をつぶさに見ていくと、余裕があるように見える人ほど「頼れるものには罪悪感なく頼っている」という共通点があるのではないでしょうか。
「掃除はロボット、料理はミールキット。自分の手料理にこだわらない」
「週1回はシッターや家事代行を使って、一人のカフェ時間を確保している」
「母親なんだから全部自分でやらなきゃ」という呪縛からいち早く抜け出し、「機嫌よくいるために、あえてサボる」ことを選択している。
そのマインドセットこそが、あの涼しい笑顔を作っている最大の要因なのかもしれません。
他人と比べて落ち込む必要はありません!まずは「今日のご飯はレトルトにする」という小さな“戦略的サボり”から、あなたなりの余裕を作ってみてはいかがでしょうか。
(LASISA編集部)

