“アイメイクの落とし残し”が「マイボーム腺機能不全」を招く?正しいケア方法を医師が解説

“アイメイクの落とし残し”が「マイボーム腺機能不全」を招く?正しいケア方法を医師が解説

マイボーム腺機能不全の前兆や初期症状について

マイボーム腺機能不全の初期症状は、目の異物感や乾燥、痛みや疲労感などさまざまで、まぶたが熱く感じたり、涙が出たりする場合もあります。

とくにパソコンやスマートフォンを使用している時はまばたきの回数が減少し、症状が悪化しやすくなります。これらの症状はマイボーム腺機能不全に限った症状ではないため、ドライアイなどの症状と判別しにくいこともあるでしょう。

これらの症状を感じたら、できるだけ早く眼科を受診することが大切です。

マイボーム腺機能不全の検査・診断

マイボーム腺機能不全の検査は細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)検査やマイボグラフィー、BUT検査、シルマー試験などをおこないます。

細隙灯顕微鏡検査では、マイボーム腺開口部や周辺の状態や、まぶたの裏側の炎症、ドライアイの状態などをくわしく観察します。細隙灯顕微鏡は眼科でよく使用されている検査機器で、患部に細い光を当てて拡大し、詳細な状態を観察することが可能です。

マイボグラフィーは赤外線カメラでマイボーム腺を透過させることができる装置で、まぶたの内側にあるマイボーム腺の構造や状態の観察ができます。

BUT検査では、10秒間まばたきを我慢したときの目の表面に現れる涙の安定性を測定します。 目を開き始めてから、涙の層が壊れるまでの時間が短いと、目の乾燥が進んでいることが疑われます。

シルマー試験は涙の量を測定したり成分を分析したりする検査で、上まぶたと下まぶたで細長い濾紙(ろし)を挟んで調べます。

その他、問診によって症状の内容や経過、生活習慣、コンタクトレンズの使用状況についてなどを確認します。

複数の検査結果と問診内容を総合的に判断し、マイボーム腺機能不全の確定診断をおこないます。

配信元: Medical DOC

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