“アイメイクの落とし残し”が「マイボーム腺機能不全」を招く?正しいケア方法を医師が解説

“アイメイクの落とし残し”が「マイボーム腺機能不全」を招く?正しいケア方法を医師が解説

マイボーム腺機能不全の治療

マイボーム腺機能不全の治療の基本となるのはまぶたのケアで、眼瞼縁の清潔を保つための清拭(せいしき)や温罨法(おんあんぽう)をおこないます。温罨法はまぶたを温めてマイボーム腺の分泌物を柔らかくし、マッサージによって分泌物を押し出す治療法です。

原因や症状の程度によっては、点眼薬や内服薬による治療をおこなうこともあります。

とくに抗菌薬の点眼薬や内服薬は、まぶたの炎症を改善するのに効果的です。

マイボーム腺機能不全になりやすい人・予防の方法

マイボーム腺機能不全になりやすい人には、パソコンやスマートフォンを長時間使用する人が挙げられます。また、マイボーム腺は加齢によって機能が低下するため、高齢者も発症のリスクが高くなります。
長時間コンタクトレンズを使用している人や、クレンジングの際にアイメイクを十分に落とさない人も、マイボーム腺機能不全になりやすい傾向があります。

マイボーム腺機能不全に対する日常的なケアとして、まぶたの縁の清潔を保ちましょう。
また、ホットアイマスクやホットタオルでまぶたを温めたり、軽くマッサージしたりすることで、分泌物によってマイボーム腺が閉塞するのを予防できます。

他にも、アイメイクをした際は、まぶたの縁までしっかりと洗浄することが大切です。

コンタクトレンズを装着する人は、長時間にわたる装着は避け、専用の洗浄液や保存液で取り扱うようにしましょう。

定期的な眼科検診を受けることも重要です。 とくにドライアイなどのマイボーム腺機能不全になるリスクがある方は、年に1回程度の検査を受け、目の状態を観察してもらいましょう。


関連する病気

ドライアイ

参考文献

マイボーム腺機能不全診療ガイドライン作成委員会「マイボーム腺機能不全診療ガイドライン」

LIME研究会「MGDについて」

東邦大学医療センター「マイボーム腺機能不全(MGD)に対するIPL治療(光線治療)を始めました」

配信元: Medical DOC

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