「胃がんの前兆といぼ」についてよくある質問
ここまで胃がんの前兆といぼについて紹介しました。ここでは「胃がんの前兆といぼ」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
胃がんによるいぼはどんな特徴がありますか?
和田 蔵人 医師
へそのくぼみに結節ができる、SisterMaryJoseph結節や、褐色~黒褐色のいぼが全身に急激に増えるレーザー・トレラー徴候などが考えられます。これらの病変は胃がんのみでみられるわけではありません。気になる症状が現れた場合には、まず皮膚科で相談をしましょう。
老人性イボを発症した場合、胃がんを疑った方がいいですか?
和田 蔵人 医師
老人性いぼは「脂漏性角化症」と言われています。この「脂漏性角化症」自体は中年以降の方でよくみられる良性の病気です。しかし、数週間から数か月で急激に大きくなったり、数が増えたりする場合には注意が必要です。悪性疾患に伴う所見かもしれません。また、この症状は胃がんに限ってみられるわけではありません。
まずは、脂漏性角化症が急に増えたりと気になる場合には皮膚科で相談をしてみましょう。
編集部まとめ老人性いぼが急に増える場合、がんの合併の可能性も。
胃がんは日本において、決して少ない病気ではありません。治療成績が向上し、早期で発見、治療ができれば、予後は比較的良好です。このため、早期に発見するための症状や、皮膚所見について解説いたしました。どの症状も、胃がんのみでみられるわけではありません。しかし、異常に気がついたときには早めに相談をすることが重要です。
特に皮膚の所見として、通常の老人でよくみられる脂漏性角化症が急速に増大、増加するレーザー・トレラー徴候についてもお話ししました。頻繁にみられる所見ではありませんが、気になるところがあれば、早めに医療機関を受診して相談をしましょう。

