「帯状疱疹の治療薬」にはどんな副作用がある?予防する治療薬も解説!【医師監修】

「帯状疱疹の治療薬」にはどんな副作用がある?予防する治療薬も解説!【医師監修】

帯状疱疹の予防方法

帯状疱疹の予防方法

帯状疱疹を予防できる薬はありますか?

あります。成人向けの帯状疱疹ワクチンとして、国内では乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)と、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(組み換えワクチン)の2種類が使用できます。生ワクチンは1回接種、組み換えワクチンは通常2回接種です。基礎疾患や免疫状態によって選択肢が異なるため、持病や治療内容を踏まえた医師の個別判断が重要です。

予防接種でどの程度帯状疱疹を予防できますか?

組み換えワクチンは発症予防効果がとても高く、50歳以上ではおよそ97%、70歳以上でも約9割の有効率が報告されています。帯状疱疹後神経痛への抑制効果も示され、長期追跡でも高い効果が維持される報告があります。

生ワクチンは発症予防効果が中等度で、期間は数年とされています。

帯状疱疹のワクチンは2025年度より、予防接種法に基づく定期接種の対象ワクチンになりました。帯状疱疹ワクチンの接種対象者は65歳を迎える方や、100歳以上の方(2025年度に限る)などです。定期接種で用いられるのは生ワクチンと組み換えワクチンです。

また、定期接種の対象にならない50歳以上の方や、帯状疱疹への罹患リスクが高い18歳以上の方も任意接種として帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
定期接種の対象にならない方も、自治体によっては助成制度が設けられていますので、費用、持病、免疫状態、服薬状況を主治医と共有し、適したワクチンを選びましょう。

参照:
『帯状疱疹診療ガイドライン 2025』(日本皮膚科学会)
『帯状疱疹ワクチン』(厚生労働省)

編集部まとめ

編集部まとめ
帯状疱疹は、免疫の低下を背景に誰にでも起こりえる病気です。発疹が出たときに早く受診することが、皮膚症状の重さやその後に続く痛みを減らすために重要です。

治療の中心となるのは抗ウイルス薬で、早期に開始するほど効果が高いです。痛みへの対策では、症状の強さや性質に合わせてアセトアミノフェンやNSAIDs、神経障害性疼痛薬、オピオイドなどを選び分けて用います。これにより、生活への影響をできるだけ抑えることができます。

再発や長引く痛みを減らす方法として、成人期のワクチン接種も有効です。特に50歳を過ぎると発症が増えるため、体調や治療歴を踏まえ、主治医と相談しながら接種を検討してください。

参考文献

『帯状疱疹診療ガイドライン 2025』(日本皮膚科学会)

『帯状疱疹ワクチン』(厚生労働省)

配信元: Medical DOC

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