“ママらしく”にとらわれない。ママはあくまで「子どもの命を守る責任者」
ーーママとしての「こうあるべき像」にとらわれすぎないために意識していることはありますか？
藤本：元々私は「こうあるべき」みたいなことを全く考えていないんです。そもそも「ママでいよう」みたいな気持ちもなくて。
私はあくまで家庭の中で子どもの命を守る責任者。だからちゃんと食べさせなきゃ、ちゃんと寝かせなきゃ、ちゃんとお風呂に入れなきゃ…ということは思っています。でも「ママだからずっと笑顔でいなきゃいけない」とかは全く思っていなくて。イライラする時はイライラしてるし、それも子どもたちに「いまイライラしている」と伝えているし。
子どもが大きくなったら、結局は社会で生きていかなきゃいけないわけで。家庭も社会の学びの場であれば良いかなと思います。世の中は自分の思い通りにならないし、イライラしている人もいるし、常に笑顔の人なんていないし。だからあんまり「ママらしく完璧に」と思わなくて良いのかなって。
ーーでは、夫婦円満のために大切にしてることは？
藤本：夫婦円満の秘訣は、本当にコミュニケーションが一番だと思ってて。我が家の場合は、お互いめちゃめちゃ喋りますね。
一番下の子がもう5歳なので、寝かしつけといっても30秒で寝ちゃうから、子どもが寝た後にも時間がある。だからそこからの時間は、夫と喋ったり一緒にテレビを見たりしています。別に特別な話題がなくても、同じ時間を共有してテレビの感想を言い合うとかも大事なコミュニケーションだと思っています。
ーーお子さんが13歳、10歳、5歳だと、それぞれのスケジュール管理だけでも大変じゃないですか？
藤本：確かにそうですね。保育園、小学校、中学校とバラバラなので。でも、学校のことは自分たちでできるので、私は親が必要なスケジュールだけわかってれば良い。遠足とかでお弁当が必要となれば私には関係あるけど、行くのは子どもだし。私は「楽しんでおいで」って言うだけなので、そう思うと結構ラクになってきましたよ。
ーー怒ることも減りました？
藤本：いや、それはもう日々怒ってますよ（笑）。特に「片付けなよ！」ってずっと言っている気がします。「もうゴミ屋敷みたいになってるじゃん」って真ん中の長女にはよく言っているかも。長男はモノに執着が無いんですけどね、真ん中の子は結構溜め込むタイプで。子どもたちは性格も違えば、どう言えば伝わるかもバラバラなので、接し方は自然とそれぞれ変わりますね。
『ミキティダイニング』公開収録は「なんでもあり」な雰囲気を楽しんでほしい
ーー番組初の公開収録も控えています。
藤本：ちょっとしたレシピをみんなで共有したいなと思っています。でも、なんと言っても『ミキティダイニング』は料理番組なのに料理のことをあまり考えない番組です（笑）。これまでの放送でも庄司が床に寝っ転がって急に筋トレをしたり、ゲストのMattさんがピアノを弾き始めたり、なんでもありな雰囲気でやってきました。そういった番組の雰囲気も一緒に味わってもらいたいですね。
料理って正解もないし、ハードル高く考えなくて良いと思うんです。楽しくやっておいしく食べられれば良いじゃん♪って思っているので、公開収録もそういった気持ちになってもらえるイベントになれば良いですね。
ーー2025年も残すところあと少し。今年はどんな1年間でしたか？
藤本：バタバタとあっという間の1年でした！そんな中、YouTubeの公開収録など、イベントでみなさんに会う機会も多くて楽しかったです。来年も応援してくださる方々と直接会話できる機会があると良いなと思っています。それこそ一緒に料理を作るとか、近い距離感で楽しめるイベントができたらうれしいです。
ーーmamagirl読者に、藤本さんのようにポジティブでいられるようエールをお願いします！
藤本：家事でも育児でもお仕事でも、がんばってきた分だけ自分にプラスになって返ってくると思います。そう思うと毎日を前向きに過ごせそうじゃないですか？自分のために毎日を楽しく過ごして欲しいなと思います♪
【「ミキティダイニング ファミリーライブ supported by ワッツ」の模様を12/13(土)、12/20(土)、12/27(土)放送】
11/29(土)お台場フジテレビで開催のミキティダイニング初の公開収録。ミキティ・庄司夫妻による料理コーナーや参加者からの質問コーナーなど、子どもも大人も楽しめる企画が盛りだくさん！その様子は12/13(土)、12/20(土)、12/27(土)に放送予定なので、お楽しみに♡
ミキティダイニング番組公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/mikittydining/
