金森さんが作る商品

金森さんが「SACHIKO-KANAMORIパイ菓子研究所」で作りあげる商品は、北海道産のバターを100%使用した折込パイ生地の「パルミエ(ハート型のパイ)」や、

「練り込みパイ(クッキー)」。過去に修行した洋菓子店で鍛えた味作りで、どれも折り紙付きの美味しさだ。
“パイ生地研究所”という名前通り、様々な味や形を追求。中でも京都産非加熱の甘酒を使用したパイ生地は、使用する国産小麦粉の美味しさを引き立て、どこにもない飽きの来ない味を作り出している。
価格は5~6個入りで300円前後と、年金で生活する人々や、子どもでも求めやすい価格にセーブ。これは、金森さんがワンオペだから実現できる価格でもあるという。

また、店舗看板のデザインは、パイをモチーフにした温かい形になっている。
まずは金曜日のみの週1営業
「SACHIKO-KANAMORIパイ菓子研究所」は、まずは毎週金曜日の10:00~17:00の週1回のペースで地域とのコミュニケーションを図りながら営業し、徐々に営業日を増やしていくとのこと。
パイ菓子は、若い人たちにも気に入ってもらえたり、子どもが楽しめる動物形のものを増やし、この町に少しでも多くの若いお菓子好きな人たちが集ってもらいたいと考えているという。
さらに、お菓子の種類やその他コーヒー、紅茶などの販売品目を増やし、地域に根付くパイ菓子屋に成長していきたいとのこと。これらは小さな取り組みではあるが、食が担う街中過疎対策へ一矢報いるこを信条として、年齢を超えた明るく活気のある地域コミュニティー創生を図っていく考えだ。
女性菓子職人が豊中市の過疎エリアに開業する、小さなパイ菓子専門店「SACHIKO-KANAMORIパイ菓子研究所」に足を運んでみては。
■SACHIKO-KANAMORIパイ菓子研究所
直売所:大阪府豊中市豊南町西2-10-14
Instagram:https://www.instagram.com/sachiko_pie_labo
(佐藤ゆり)
