義母の提案
診察の結果はインフルエンザで、脳症を起こす一歩手前でした。
そのことを夫にメッセージで伝えたものの、返信はなし。
私は義母に連絡し、事の経緯を説明しました。
義母は私の良き理解者で、夫のモラハラについても相談できる関係でした。
夜遅くに夫が病院へやってきたとき、義母は「帰りなさい! あなたは父親じゃない!」と猛烈に怒って、追い返してくれました。
義母は同じように他界した義父のモラハラに苦しめられていた経験を持っています。
そのためか「R江ちゃん(私)、もうあの子とは別れなさい。私と一緒に暮らすのはどう? 私はあの子とはもう縁を切るから」と言ってくれたのです。
その後
今回のことで、ほとほと愛想が尽きた私は離婚を決意し、義母と一緒に生活することを選びました。
夫はさんざん言い訳をしていましたが、義母からは「そういうところはお父さんにそっくりね。子どもの一大事に『仮病』って……。私も同じこと言われたわ」と一蹴され、あえなく撃沈。
離婚も順調に話が進みました。
今回は義母と言う協力者がいてくれたおかげで、モラハラ地獄から抜け出すことができましたが、義母がいなかったらと思うと、心の底からゾッとします。
今は3人での生活にとても満足しています。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

