
「仕事や子育てに追われ、部屋が片づかない...」そんなお悩みを、幸せ住空間セラピスト・古堅純子さんが劇的に解決します! 片づけで最初にネックになるのが、ものの処分。そこで捨てなくてもきれいな景色を作るプロの技で、居心地よい空間に変わったリビングダイニングをご紹介します。

教えてくれたのは▷古堅純子さん
幸せ住空間セラピスト。5000軒以上のお片づけの経験から、独自の古堅式メソッドを確立。著書累計は70万部を超え、テレビや雑誌などでも幅広く活躍。YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」は、登録者数39万人以上の人気を誇る(2025年9月時点)。『古堅純子の片付け事件簿 ~家族のピンチをズバッと解決!~』(KADOKAWA)
育児休暇が終わる前に散らかったわが家をなんとかしたい
『レタスクラブ』読者の渡邉さん

夫と6歳、2歳の息子、0歳の娘の5人で、3階建ての3LDKに住む。現在は育児休暇中。「とにかくものが多く、特に子どものおもちゃがあふれかえっているのが悩み。娘も生まれたばかりで片づけられませんが、長男が小学校に上がり、育児休暇が明けるまでになんとかしたい!」
【お悩み解決のヒント】ものより人を優先! 更地を作って家族がくつろげるスペースを

景色を作るうえで、ものが何も置かれていない状態=更地を作ることも古堅式メソッドのポイント。
「特に、『ダイニングテーブルとキッチンカウンターの上は更地』を合言葉に!家はものを置くためではなく、家族が安心してくつろぐためのものです。家族みんなが一緒に、心地よく食事ができるように、いつもここはきれいをキープして」




POINT!「寝る、食べる、くつろぐ」の3つを最優先に考えよう!
家の中のスペースを何に使うかは、住む人ごとに違うものですが、「寝る、食べる、くつろぐ」は、人間の暮らしの基本。
「大量にものがあふれているせいでこれが後回しにならないように。何から片づけたらいいか迷ったら、まずはこの3つをチェックして」
【お悩み解決のヒント】ちょい置きしそうなものはバッファゾーンで心にゆとりを

「バッファゾーン」とは、ちょい置きされがちなものを隠すために作る、収納の中のスペースのこと。
「忙しくてもきれいな景色をキープするために、散らかしてもいい場所を作ればいいんです。まずはそこに放り込んでおいて、時間ができたら片づける。その心の余裕があるだけで、がんばらなくても家事が回るようになりますよ!」

きれいな景色をキープするためにここだけは散らかってもいい収納に!

