デンマークランチからバーベキューまで楽しめるレストラン

目いっぱい遊んで、散策して、お腹が空いたら「レストランメルヘン」を使用してみては。「メルヘンの丘ゾーン」にある園内唯一のレストランで、席は屋内28席と屋外72席を用意。屋外では太陽の池を眺めながらバーベキューも楽しめる。
バーベキューメニューは、「牛肉と野菜盛り合わせ」「ラム肉と野菜盛り合わせ」「ソーセージ盛り合わせ」。そのほか、オムライス、カレーライス、うどん・そばなどの定番メニューから、「ふなばしアンデルセン公園」ならではの「デンマークランチ」もある。

「デンマークランチ」1,100円
今回はもちろん、「デンマークランチ」をチョイス。デンマークのミートボール「フリカデラ」は、ベリーソースの甘酸っぱさと肉の旨みの絶妙なマッチが後引くおいしさ。肉厚なベーコンにゆで上げたプリプリのソーセージの下には、マッシュポテトもあって箸休めにもちょうどよかった。ボリュームもばっちりで、お腹が空いた人でも満足できそうな一皿だった。
遊びを通して発見・創る体験ができる「子ども美術館」
「ワンパク王国」から橋を渡った先にあるのは、体験がメインの美術館「子ども美術館」。ここでは、ワークショップ室・アンデルセンスタジオ・版画・食・染・織・陶芸・木の8つのアトリエがあり、時期ごとにさまざまなアトリエプログラムが開催されている。
12月2日(火)~25日(木)に開催中のワークショップを抜粋して紹介しよう。

「ワークショップ室」では、ラメ入りジェルドームを自分で飾ってオリジナルの世界を作る「夢みるジェルワールド」を開催。材料は日替わりで、自分で飾りを作ることもできる。所要時間は45分~、費用は600円。土日祝15:05まで受付。

「食のアトリエ」では、「粉雪シフォンケーキ」を開催している。ふんわり軽くて優しい甘さのシフォンケーキにホイップクリームや果物をデコレーションして楽しめるプログラムで、所要時間は1時間20分。費用は800円で、平日・土日祝ともに当日先着順の受付をしての体験が可能。ただし、開始時間がそれぞれ異なるので、公式HPにて受付状況・方法などとあわせて詳細の事前確認がおすすめだ。

大人向けのワークショップ「竹のカトラリー作り」も「木のアトリエ」にて開催する。こちらは、竹を材料とした茶杓やスプーン、ナイフといったカトラリー作りが楽しめる。竹を割るところから、鉈や電動糸鋸、やすりなどの本格的な工具を使用しながら形を整えていく本格的なものづくりが体験できる。次回の開催は2026年1月21日(水)・22日(木)・28日(水)。費用は1,100円で、対象は高校生以上。電話での先着受付となっている。
このほかにも、即興劇や織物、陶芸など、幅広い体験が待っている「子ども美術館」。特別な体験を通じて、子どもから大人まで“つくる楽しさ”にじっくり向き合える場所だ。訪れるたび、新しい発見があり、きっと家族や友人と過ごす時間がより豊かになるはず。
冬のクリスマスシーズンはもちろん、季節ごとに表情を変える景色や体験が待っている「ふなばしアンデルセン公園」。どこを歩いても新しい発見に満ちていて、訪れる人それぞれの“特別な一日”を紡いでくれる、思い出づくりにもおすすめの場所だ。日常を少し離れて、小さな旅に出かけるような気持ちで訪れてみてはいかがだろうか。きっと、一冊の物語を読み進めるような一日を過ごせるはずだから。
■ふなばしアンデルセン公園
住所:千葉県船橋市金堀町525
開園時間:9:30~16:00 ※時期によっては17:00まで
休園日:12月は毎週月曜、および12月29日(月)・30日(火)・31日(水)。そのほかのスケジュールは休園日カレンダーに準ずる。
公式HP:https://www.park-funabashi.or.jp/and
(Kanako Aida)
