計算だった?家出妻を連れ戻したモラハラ夫の「真の目的」|極論被害妄想夫#48

計算だった?家出妻を連れ戻したモラハラ夫の「真の目的」|極論被害妄想夫#48

すぐるが謝ってくれたことから、家に帰ることにした かすみさん。子どもたちと一緒に遊園地で遊んだ後、自宅へと帰宅すると、すぐるはあることを言いだし…。

©神谷もち

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翌朝、かすみさんは子どもたちと一緒に家へ戻ることに…。

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かすみさんのお父さんは、すぐるに「娘を大切にしてほしい」と訴えます。

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かすみさんの両親に向かって、しっかりと返事をした すぐる。これからは、新たな気持ちで再構築できるといいのですが…。

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遊園地を思い切り楽しんだ様子の かすみさんたち。

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すぐるは、かすみさんの両親の前では立派なことをいいながら、家に帰ると片付けや掃除を丸投げします。

こうした言動からは、とても「かすみさんを大切にする」気を感じられませんよね…。かすみさんのお父さんが、実家からの帰り際に切実に願った思いは、一瞬にして打ち壊されてしまいました。

「家族のために頑張ってる」のは同じ

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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。

かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。

「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。

そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。

「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。

記事作成: akino

(配信元: ママリ

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