玄関で“首をつった状態”の4歳児を母が発見。唇の色は黒く…原因は「事故が多発する洋服」だった

フードだけじゃない、引っかかる危険

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※写真はイメージです

Aちゃんに起こったような事故は、上着のフードだけでなく他の状況でも起こり得ます。例えば、ある幼稚園の園庭で起きた事故では、5歳の女の子が、水筒の紐が遊具に引っかかることで2分間もの間、首を吊った状態(縊頸)になりました[*3]。そのほかにも、首回りの紐(遊具などに引っかかる恐れ)、ウエストや腰回りの紐(自転車のタイヤなどに巻きつく恐れ)などにも注意が必要です[*4]。

子供の事故は外出先だけで起こるわけではない

こういった事故は、子供に「気をつけてね」と言うだけでは防げません。また、保育園や学校にフード付きの服を着ていかなくても、家で着ている場合でも危険は生じます。

子供の行動は予想外であり、大人でも予測することができません。また、ひもやパーカーなどでは物にひっかかることもあり、重大な事故となりえます。普段安心して使っているものでも、安全に配慮して作られているか、身につけさせることに危険はないかという視点が重要です。子供の服の危険なポイントは以下のサイトで確認できますので、参考にしてください。
▶︎政府広報オンライン「『カワイイ!』だけで大丈夫?こども服は、安全性を考えて選びましょう」

(文・構成:マイナビ子育て編集部/監修:武井智昭 先生)

この記事は、日本小児科学会の「Injury Alert(傷害速報)」を元に作成しています。





監修した医師医療法人つばさ会 高座渋谷つばさクリニック院長
武井智昭 先生
慶應義塾大学医学部卒業。小児科専門医。総合病院やクリニック勤務を経て、2020年より現職。

参考文献
[*1] 日本小児科学会 Injury Alert(傷害速報)「No.031 フード付きパーカーによる縊頸」
[*2] 東京都商品等安全対策協議会「子ども用衣類の安全確保について」
[*3] 日本小児科学会 Injury Alert(傷害速報)類似事例
[*4] 経済産業省「その服、「カワイイ」だけで選んでませんか?」

※この記事は、マイナビ子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました



※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます




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