
SNSで5.1万いいね、930万表示に達した本作は、ある家族の何気ない夕食シーンから始まる。かわいいママ、どこかウザかわいいパパ、そして年頃の娘。平和そのものの食卓だが、娘だけはこの空気に乗れずにいた。3日前に聞いてしまった“パパの秘密”を思い出し、家族を壊す覚悟すら固めていたのだ。
■「俺も好きだよ、しのちゃん」──父の放ったたった一言が娘の世界を揺らす



書斎の前を通りかかっただけだった。聞き耳を立てたわけではない。
それでも耳に飛び込んできたパパの声は、あまりに衝撃的だった。
「俺も好きだよ、しのちゃん」
知らない女性の名前。柔らかい声音。
あの温厚なパパが、浮気――? 娘はその瞬間から、夕食の笑顔がすべて嘘に見えてしまう。
投稿後、読者からは「尊すぎて反則」「泣いた自分を返してほしい」「オチで叫んだ」など、勘違いからの急転直下に心を奪われた声が続出した。
■5.1万いいねに930万表示!バズの裏側にあった、作者・墨染清さんの“戸惑い”
作者の墨染清(@sumizomesei)さんは、小学館の新人賞受賞歴を持ち、「強がりユキヒト君はデレたくないのに」を連載していた実力派だ。本作のバズについては、通知が止まらないスマホを前に「何が起きてる…」と呟くほど困惑したという。
また、作中ラストの「いただきます」より「ごちそうさま」の方がよかったのでは?というフォロワーの指摘には「く、くそぉ…」と悔しがりながらも笑う姿勢が、多くのファンをさらに惹きつけた。
墨染さんは現在、新作の準備を進めている段階で、これまでに挑戦したことのないジャンルも控えているという。「フォロワーさんが“えっ!?”と驚くと思う」と語り、2025年に向けて意気込みを見せていた。
■浮気疑惑のはずが“パパがヒロイン扱い”!?
読者の反響で最も多かったのは、驚くことに「パパかわいい」という声だった。誤解され、追い詰められ、最後にすべてをひっくり返すパパの存在感が、どの女性キャラよりも光ってしまったのだ。
墨染さん自身も「パパがヒロイン枠だった…な~んて(笑)」と返しており、読んだ後にじわじわ好きになる“愛されパパ”が作品の隠れ主役となっている。
取材協力:墨染清(@sumizomesei)
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