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栁俊太郎、芸能界を生き抜くマイルールは「保身のためのウソをつかない」 一本芯を通す美学を語る<スキャンダルイブ>

栁俊太郎、芸能界を生き抜くマイルールは「保身のためのウソをつかない」 一本芯を通す美学を語る<スキャンダルイブ>

フリー記者・二宮涼を演じる栁俊太郎「スキャンダルイブ」
フリー記者・二宮涼を演じる栁俊太郎「スキャンダルイブ」 / 撮影=阿部岳人

芸能事務所と週刊誌によるスキャンダルを巡る禁断の攻防戦を描く「スキャンダルイブ」(毎週水曜夜10:00、ABEMA)。芸能事務所の社長・井岡咲(柴咲コウ)の所属俳優のスキャンダルを引き金に、芸能界の闇が次々と暴かれていく…。今回は、咲に対峙する川口春奈演じる週刊誌の記者・平田奏の同僚であり恋人のフリー記者・二宮涼を演じた栁俊太郎に番組の魅力や二宮についてインタビューを行った。

■社会的意義が大きい作品

――最初に脚本を手にした際、率直にどのような印象を抱かれましたか?

めちゃくちゃ社会に投げかけているなと思いました。このタイミングでこの題材か…と心がざわつくというか。でもこのタイミングでこのように芸能界を扱う作品が世に出ることには意味があると思うし、その社会的意義は大きいかなと思います。僕自身はそんなに芸能界のことを知らないので、単純に面白いと思って脚本を読みましたが、今回のようなイメージで芸能界を見ている人も多いと思うので、そういう意味では視聴者をかなり惹きつけられる作品だと思います。

――俳優としてのキャリアをスタートさせる以前、栁さんは芸能界に対してどのようなイメージを持っていましたか?

そんなに黒いイメージはなかったですよ(笑)。学生で若かったというのもありますが、週刊誌とか読まないんで華やかなイメージしかなくて。なんで今回演じた二宮が所属する週刊誌の世界も分からなくて楽しみながら演じています。

――奏の同僚であり恋人でもある二宮。彼の人物像や内面をどのように捉えていますか?

仕事に対してアツいものを持っているけど一見クールで、適当に見えるけど実はアツくて…というイメージと内面が異なる印象がある人物だと思いました。そして仕事に関しては先を読みながら動く人で、頭がいいんですよ。なので実はアツいものを持っていても自分に得のある方を選んだり、危機管理能力が高いので間違った選択を避ける面があって…。だからこそ情熱的で真っ直ぐ突っ走る奏に惹かれるんだと思います。

そんな二宮が奏の真っ直ぐさを目の当たりにしていくことで、自分の動くべき方向性やアツい気持ちと向き合っていく…。ここからの二宮にも期待してください。
撮影=阿部岳人


■奏が川口春奈さんでよかった

――週刊誌記者という職業を演じるにあたり、意識したアプローチやこだわりはありますか?

週刊誌記者といっても業界人のように目立つ人もいればサラリーマンのようにしている人もいて。僕は普段の自分に近い、街にいてフラットに見える人を意識して演じています。どこにいてもおかしくない人、それが二宮な気がします。逆にTHE業界人みたいなのは、ユースケ(・サンタマリア)さん演じる橋本編集長ぐらいですよ(笑)。

――何を考えているか分からない橋本編集長からは凄みが伝わってきますよね

ユースケさんは顔が怖いですからね(笑)。めちゃくちゃしゃべって笑っているバラエティーの印象と顔が真逆というか。それが役になったときに、何を考えているか分からない人として映るのですごく魅力的。僕も結構顔が鋭いタイプと言われますが、ユースケさんの感じとはまた違うんですよ。なのでうらやましいです。ギャップって魅力的ですから。

――現場では川口さんやユースケさんとのシーンが多かったと思いますがいかがでしたか?

ユースケさんはずっとしゃべっていました。それも役とは関係ない「体調はどう?」とか(笑)。で、ちょっと疲れているかも…とか返すと、おばあちゃんの知恵袋的なことをいろいろ教えてくれるんですよ。明るいイメージはありましたが、まさかこんなに気さくだとは思っていなかったので、現場はすごく楽しかったです。役としてよりもプライベートの話をしている時間の方が多かったような気がします。

逆に川口さんはあまり多くを語らないタイプで。ドシッと構えていて、芝居の時はお互いに遠慮せずに思い思いの芝居ができているんですよ。川口さんから引き出された部分もあるので、奏が川口さんでよかったです。

――現場の居方は人それぞれなんですね

そうなんです。でもお二2方ともすごくいやすい雰囲気を作ってくださっていました。ちなみに僕は人づきあいとか面倒見とかが苦手で。普通にご飯に行ったり飲みに行ったりとかは全然平気なのですが、現場でみんなと話して盛り上げるというのはなかなかできないです。なので今回、お二2人の現場での姿はすごく勉強になりました。

■常に自分に一本芯を通しておきたい

――2025年、栁さんは大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)をはじめドラマや映画の出演作が続きましたね

改めて1年を振り返ると精力的に活動したという風に見えますが、毎年“今年は”と思って地道にやってきているので、気持ち的には変わらないです。巡り合わせとして公開作品が多かったのもより充実感が出ていますよね(笑)。個人としては、今年は夏の暑さから体調不良になったりと、自分の年齢を再認識しないといけない1年で。やっぱり健康に気をつけなきゃと思いました。

――自炊とかは、あまりしないのですか?

自炊はするんですよ。自分で作るのって楽しいですから。でも友達から誘いがあるとすぐ遊びに行っちゃうタイプで(笑)。それも楽しい時間がずっと続いて欲しいから、次の日のこととか考えずに夜遅くまでご飯を食べたり飲んだりしていて。でももう34歳なので。そんな20歳のような行動はいつまでもできないんですよ。それに気づかされた1年でした。

――本作も浅香航大さん演じる俳優・藤原玖生がひょんなことから落とし穴に落ちてしまいましたが、自分の生活の中で気をつけていることを教えてください。

ウソをつかないことです。特に自分の保身のためのウソはつかないようにしています。もちろんちょっとしたウソはつくこともありますが、カッコ悪いと感じるようなダサいウソはつかない。それがブレちゃったら、めちゃくちゃカッコ悪いですし、例えば落とし穴にそれが理由で落ちたら立ち直れない気がするんですよ。常に自分に一本芯を通しておきたいです。まぁ僕は基本、友達や家族に何でも話しちゃうんであまり関係ないことですが(笑)。隠せば隠すほどややこしくなりますしね。

――躓いたり落ち込んだりしたらすぐに立ち直れるタイプですか?

どうだろう。切り替えはそんなに早くないから結構引きずっちゃうところはあります。現場での失敗とかも忘れたらいいのに頭の片隅に残っていて…。でもそういうのは新たな作品や新たなシーン、現場でのよかったことなどで塗り重ねて上書きしています。なのでデビューしたころに比べると自分の層はかなり厚くなったような気がするし、今後もより厚くなっていくような気がします。失敗を糧にしていきたいです。

――さらなるスキャンダルが発覚し、ますます目が離せなくなる物語の見どころを教えてください。

最初に台本を読んだときから、展開が早いし、どうなっていくのかかなりハラハラしたので、その感覚を楽しんでいただきたいです。そして二宮をはじめ奏や咲ら登場人物はそれぞれに自分の正義があるので、誰かに感情移入して見ていくと楽しいと思います。それぞれが正義を貫く姿を最後まで見守ってください。

取材・文=玉置晴子
撮影=阿部岳人
撮影=阿部岳人





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