
毎週土曜夜10時から放送の「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(BSテレ東)通称じばせん。超倹約家のオードリー・春日俊彰が馴染みのない街で自腹の1000円を予算に最高の一杯を楽しむリアルドキュメンタリー番組だ。シーズン2第10回目となる12月6日の放送では、江東区・都営新宿線「西大島駅」周辺へ。谷津での5時間にも及ぶロケのあとということもあり、大失態をしてしまう。
■気時刻は夜9時、珍しくサクサク進む春日
西大島駅より無言でぬるっと登場した春日。至近距離まで歩いてきたところで「はい、いらっしゃい」「うーん、お時間となりました」の言葉とともに今回のじばせんが開始した。西大島について“おじまなのか、おおじまなのか、おおしまなのか”など、ややこしいやりとりをしていた春日はもちろん「知らない」街だ。
とりあえずあてもなく西大島を散策すると、すぐに史跡を発見。羅漢跡について記載されていたが、町情報もそこそこにして店探しへ。いつもなら春日の好奇心が顔を覗かせるはずだが、今回は違う。直前まで谷津で“5時間ロケ”をおこなっていたからだ。時刻はすでに夜9時を回っており、ラストオーダーに間に合うかを気にしている。
さっそく見つけたのは「沖縄料理 はりくやまく」。“せんべろできる店ではないのでは”と予想しつつも、一旦顔出し確認してみる。お通しは300円、メニューを確認してもやはり難しい…かと思いきやセットメニューを発見。650円のセットであればあわせても予算内に収まりそうだ。ただまだ一軒目ということもあり、とりあえず保留に。
さらにどんどん町を散策するものの、すでに営業を終了している店も多い。明かりがついているハイカラな「理髪店 エビス」は60年ほど続いている店を覗いてみると、こだわりを感じさせるイギリス風の装飾が目立つ。なんでも内装は3代目の趣味という話を聞いて、ユニークな同店で近所の店情報を確認する。
近所にできたバーを紹介してもらった春日は、情報を頼りに「黄昏」という店に入る。メニューを見せてもらうと、チャージ料やお通し、席料もないことが判明。“下町価格”で提供しているという話を聞くと、シミュレーションのうえで保留するのだった。
■どんどん飛び出す春日語
順調に店探しが進むなかでは、「あー、よしおだね」「こじよしだね」「よしぴーアイランド」など数々の“春日語録”が飛び出した。“アイツが好きそう”というわかりそうでわからない理由で居酒屋「大吉本店」へ顔出し確認すると、お通しはきんぴらごぼうで串も1本から注文可能。こちらもとりあえず保留にして、次なる店を探す。
さらに飲み物セットがある中華料理店や寿司店、ラーメン店にも目移りする春日。しかしいずれもラストオーダーの時間が迫っていたり、いままさに明かりが落ちたりという状況に。外に置かれているメニューを確認していると中から店員さんが顔を出して、“今なら大丈夫”というつつじヶ丘パターンにも出くわした。時間的にも選択しなければあとがなくなっていく…。
渋い顔をして悩んだ春日が選んだのは、「沖縄料理 はりくやまく」。理由としてはお得感と、シンプルに沖縄料理が食べたくなったそうだ。だがここで番組始まって以来のトラブルが発生。なんとお会計が950円の税込みで「1040円」と、1000円を超えてしまったという。
今回のミスを噛みしめて、今回のミスを忘れないようにしようとする春日。“領収書”柄の「Tシャツ作るか」と提案するなど、深い反省とともに今回の西大島駅編は幕を閉じた。
■重い重い「40円」オーバーの失敗を「未来永劫」刻む
会計時に店員さんがちょっと言い出しづらそうに持ってきたレシートを見て、「超えてんじゃねーかよ」とセルフツッコミをした春日。なぜかスタッフも春日も消費税率を5%で考えてしまっていたという大ポカで、番組史上初の「1000円超え」を出してしまった。
以前にもお通しの分を計算せずに1000円を超えそうになったのだが、そのときは酒とお通しだけ注文して意地でも1000円以内にこだわっていた春日。それが1本目の5時間超ロケの疲労がたたり、スタッフも含め誰も950円+税に違和感を覚えなかったのが今回の敗因だ。
もちろん自腹が決めごとの同番組。オーバーした分も春日の財布から出ていくことになり、「春日の40円だから…これ重みが違うよ」「未来永劫しっかりと忘れないように」と今日の記憶を刻み付けるのだった。次回12月13日(土)夜10時からの放送では、横浜市・京急本線「生麦駅」を訪れる。

