「顔はやめて…」夜中に妻へ向けて用を足そうとする祖父。強烈なにおいと拒絶に苦悩した日々【体験談】

「顔はやめて…」夜中に妻へ向けて用を足そうとする祖父。強烈なにおいと拒絶に苦悩した日々【体験談】

祖父のつらさと、家族としての思い

祖父は好きでそのような行動をしていたわけではなく、本人が一番つらかったはずです。ただ、対応する側の精神も削られていくのを実感していました。

特に祖父は大人用おむつを強く嫌がり、なかなか受け入れようとしませんでした。そのため家族の負担はさらに重くなりました。私はその様子を見ていて、「自分はいつか必要になったら早い段階で大人用おむつに慣れておこう」と感じるようになりました。

こうした日々は、祖父が入院することになるまで続きました。

まとめ

祖父の認知症による排泄の問題は、家族にとって心身ともに負担の大きいものでしたが、祖父自身も苦しんでいたはずだと思います。私が距離を取ることができた一方で、最前線で向き合っていた祖母の大変さを思うと胸が痛みました。この経験を通して、介護は家族それぞれが抱える気持ちや限界の中で向き合っていくものだと感じています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:佐藤あいり/30代女性・パート

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※一部、AI生成画像を使用しています。

著者/シニアカレンダー編集部
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配信元: 介護カレンダー

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