セラミックとハイブリッドセラミック|耐久性の違い
次に耐久性の違いについて比較します。どちらも壊れにくい材料ですが、少し意味合いが異なります。
項目セラミッククラウンハイブリッドセラミッククラウン
破折・破損のしにくさ・硬く丈夫だが、強い衝撃や食いしばりで割れることがある
・摩耗にはとても強く、形が長期間変わらない・弾性があり衝撃を吸収するため割れにくい
・素材改良で強度も向上しているが、摩耗しやすく噛み合わせが徐々に低くなることがある
寿命・変色・劣化が少なく長期安定性に優れる
・より長期間使用可能・摩耗や色の変化により、見た目や衛生面から再製作が必要になることがある
このように、実用上はどちらも十分な強度を備えていますが、長期使用でより安心できるのはセラミックでしょう。
セラミックとハイブリッドセラミック|費用の違い
最後に費用面での違いです。セラミッククラウンとハイブリッドセラミッククラウンは、自費診療の場合の価格帯や保険適用可否に差があります。
項目オールセラミッククラウンハイブリッドセラミッククラウン
費用・自費の場合、1本8~15万円程度
・高品質な審美補綴であり、技工や素材によって価格差がある・自費の場合、1本4~8万円程度
・同一医院でもセラミックの半額程度に設定されている
・費用を抑えたい方に適する
保険適用の可否・原則は保険適用外・CAD/CAM冠として保険適用可能
オールセラミッククラウンとハイブリッドセラミッククラウンのコストは大きく異なりますが、耐久性の違いや保障制度などの違いもあります。これらを総合的に判断し、より適切なクラウンを選択します。

