「認知症になりやすい人」についてよくある質問
ここまで認知症になりやすい人などを紹介しました。ここでは「認知症になりやすい人」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
認知症になりやすい人の行動や生活習慣について教えてください。
前田 佳宏(医師)
認知症になりやすい人の行動や生活習慣としては、運動不足、偏った食生活、喫煙や過度の飲酒、社会参加の少なさなどが挙げられます。一人で家に閉じこもりがちで、他者とのコミュニケーションが少ない生活も認知症のリスクを高めます。規則正しい生活リズムを保ち、バランスの取れた食事と適度な運動、社会参加を心がけることが認知症予防につながります。
認知症の可能性がある職業はありますか?
前田 佳宏(医師)
特定の職業が認知症のリスクを高めるというエビデンスは乏しいです。しかし、ストレスの多い仕事や、有害物質を扱う職業では注意が必要かもしれません。一方、仕事を通じて社会とのつながりを持ち、知的な刺激を受けられる職業は、認知症予防の観点からはプラスに働く可能性があります。ただし、職業よりも、仕事以外の生活習慣や性格傾向が認知症のリスクにより大きな影響を与えると考えられます。
編集部まとめ
認知症の予防と早期発見・早期治療には、正しい知識と理解が不可欠です。認知症に関する最新の情報を学び、日々の生活の中で予防策を取り入れていくことが大切です。また、認知症は本人だけでなく家族や周囲の人々にも大きな影響を与えます。認知症の人やその家族を地域全体で支えていくことが、これからの超高齢社会には求められています。一人ひとりが認知症について正しく理解し、支え合う社会の実現を目指していきましょう。

