まとめ

犬に苦痛を与える虐待は、暴力をふるう身体的虐待だけでなく、大声で怒鳴って恐怖心を与えるなどの精神的虐待も含まれます。また、食事や水を適切に与えない、必要な医療を受けさせない、不衛生な環境で飼育するといったネグレクトも虐待にあたります。
ネグレクトをしてしまう人の心理は、「面倒」「自分には無理」などさまざまです。問題に直面したり、世話が困難になったりした場合は、周囲に助けを求めたり、保健所や動物愛護センターに相談したりしましょう。それが、愛犬の命と福祉を守る飼い主としての責任ある行動です。
なお、ネグレクトを含む動物虐待は、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)により、厳しく罰せられます。

