派手な格好は、母なりの大事な手段だった
私がずっと「恥ずかしい」と思っていた母の派手な洋服や赤い口紅は、日々の生活に疲れた母が自分の気持ちを上げるためにしていたことだった、とようやく気づいた私。
当時、恥ずかしい、嫌だと思ってしまったことを反省しました。
大人になり、私も同じような状況の中で当時の母の大変さを身をもって理解できた現在は、あの頃の母のお洒落で派手な姿が、不思議と誇らしく思えてくるのでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

