「え…暗闇で出産!?」必死にいきんでいるとバチッ!停電でパニックの私とうろたえる夫に助産師さんが

「え…暗闇で出産!?」必死にいきんでいるとバチッ!停電でパニックの私とうろたえる夫に助産師さんが

第一子の出産予定日を少し過ぎたころの話です。急に陣痛の間隔が縮まり、慌てて夫と産院へ向かったのですが……。

出産中に停電…!?

到着してすぐに分娩室へ案内され、必死にいきんでいると、突然「バチッ」という音とともに院内が真っ暗になりました。分娩室の機械音まで一瞬止まり、私は思わず「え…?」と固まってしまいました。


停電の原因はすぐにはわからず、夫もオロオロ。そんな中、看護師さんたちは懐中電灯を手際よく配り、助産師さんは私の手を握って「大丈夫だからね、赤ちゃん元気よ! お父さん! お母さんの手握って安心させてあげて!」と落ち着いたトーンで力強く声をかけてくれて、不安でパニックになってしまった私を支えてくれたのです。


その後、すぐに……。


非常電源が入り、復旧しましたが、明かりがつくまでのたった数分が、普段の何倍も長く感じました。その後、看護師さんや助産師さんが冷静に動いてくれたおかげで、私は無事に元気な赤ちゃんを生むことができたのです。どんなトラブルが起きても、プロはすごいなぁと感動した出来事でした。


育児をする中で想定外のトラブルに見舞われたり、思わぬハプニングでパニックになったりしそうなときもありますが、あのときの落ち着いた助産師さんや看護師さんたちを見習って、冷静に対応するよう心がけています。「落ち着く」ことの大切さを学べた出産でした。



著者:岡田恵美/30代・女性・パート。2児の母。

イラスト:あま田こにー


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)


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