カフェインが苦手な人や、コーヒーを飲むと体調を崩してしまう人でも、尿酸値を下げたり痛風を予防したりする方法はあります。実は、デカフェやカフェインレスのコーヒーでも、尿酸値を下げる可能性があるという研究が報告されています。それでもコーヒーを控えたい場合はどうすれば良いのでしょうか? 肝臓専門医の佐藤将人先生に、カフェインレス飲料の効果や、代替となる飲み物について詳しく教えてもらいました。

監修医師:
佐藤 将人(SUGAR LLC)
「健康的に豊かに生きる」を理念に人的資本経営コンサルティングを手がける企業SUGAR代表医師。宮城県仙台市を拠点に、社員の心身のメンテナンスや企業の組織運営などの経営を支援する事業を展開。医学の知見を生かし肉体改造してシックスパックを達成したり、精神心理的知見からメタ認知的活動に従事。東北大学医学部医学科卒業、日本医師会認定産業医、中小企業診断士、労働衛生コンサルタント(保健衛生)臨床心理士、JSPO公認スポーツドクター、日本肝臓学会専門医、日本外科学会専門医、元仙台市食育推進会議委員、ヴィーガン。
編集部
コーヒーが苦手な人やカフェインを摂取すると体調が悪くなる人もいると思います。デカフェやカフェインレスのコーヒーも尿酸値を下げる飲み物なのでしょうか?
佐藤先生
はい。カフェインがほぼ含まれていないデカフェやカフェインレスのコーヒーでも尿酸値を下げる可能性があります。
編集部
カフェインがほとんど含まれていないデカフェやカフェインレスのコーヒーでも痛風のリスクも下がるのですか?
佐藤先生
はい。デカフェやカフェインレスのコーヒーは尿酸値を下げる可能性がある上に、痛風の発作のリスクも減少させる可能性があると言われています。実際に、デカフェのコーヒーを毎日飲んだ人は痛風の発作のリスクが最大で23%減少したと報告されています。
編集部
最後に、カフェインをほんの少し摂取しただけでも、頭痛がしたりお腹が痛くなったりする人も、尿酸値が高い場合にはコーヒーを飲むべきですか?
佐藤先生
いいえ。カフェインを微量でも摂取すると体調が悪くなる人は、デカフェやカフェインレスコーヒーを含めてコーヒーの摂取は控えたほうが好ましいでしょう。カフェインが苦手な人は、代わりに水を多めに飲んだり、先ほど紹介した低脂肪などの牛乳を飲んだり、果糖などの糖分が含まれていないクエン酸飲料を飲んでも尿酸値を下げて痛風発作のリスクを下げられるかもしれないので、無理してコーヒー飲料を飲まずにほかの飲み物も検討してみてください。
※この記事はメディカルドックにて【「コーヒーは痛風予防に効果的」は本当なのか コーヒー牛乳でも効果はある? 肝臓専門医が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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