個人戦に加え、団体戦も実施
今回は例年の個人戦に加えて、団体戦による制作企画も予定されています。チームで協力して作り上げる大型作品は、個人戦とはまた違った迫力と芸術性を見せてくれることでしょう。
制作は1月17日(土)に行われ、一部制作が10時30分から12時30分、二部制作が13時から15時までとなっています。制作過程自体は非公開ですが、職人たちの手によって氷の塊が芸術作品へと変貌を遂げていく過程を想像するだけでも心躍ります。
完成した氷像は、各日6時40分から16時20分まで無料で観覧できます。明治神宮への参拝と合わせて、どなたでも気軽に立ち寄ることができる貴重な機会です。

さらに、境内では「奉納フルーツカービング」も同時開催されます。スイカなどの果実に施される繊細な彫りの技を間近で鑑賞できるのも、本展の魅力のひとつです。氷彫刻とフルーツカービング、二つの彫刻芸術を一度に楽しめる贅沢な体験となるでしょう。
明治神宮境内フォレストテラスにも注目
展示は本殿前の参道だけでなく、明治神宮境内のフォレストテラスでも16時まで作品が展示されます。冬の澄んだ空気の中で見る氷彫刻は、日中の光に照らされてキラキラと輝き、夕方には冬の柔らかな光を受けて幻想的な雰囲気を醸し出します。
ただし、氷彫刻という性質上、作品の保存状況や天候により展示時間が大幅に短縮される場合があります。できるだけ早い時間帯に訪れることをおすすめします。
