\フレーズをマスターしてネイティブみたいな英語を話そう!/
知っている英単語を並べても、会話がなんだかかみ合わない……
そんな経験はありませんか?
書籍『日本人がパッと思いつかない ネイティブがよく使う英語フレーズ』(ナツメ社)は、学校ではあまり教わらない、実用的で誤解しやすいフレーズを、インパクトのあるイラストと一緒に楽しく学べる一冊です。
今回はその中から、あいさつ、声かけに使えるフレーズを一部抜粋してご紹介します。
別れぎわのあいさつにも
Give me a ring.

カン違い

女性にGive me a ring.と言われたら、「私に指輪をください」という意味だと思うのも無理はありません。もっとも、知らない女性から突然、こう言われることはないでしょう。つき合っている恋人からでもこう言われるとかなり図々しい感じがして、逆にうろたえてしまいますが……。
ringには名詞で「指輪」のほかに、「電話をかけること」という意味があります。したがって、Give me a ring.は「電話してください」「電話をかけてください」となります。また、ringには動詞で「電話をかける」という意味があり、Ring me (up).とも表現されます。
ちなみに、「電話します」にはI'll give you a call.のほか、I'll make a call to you.やI'll call you (up).、I'll phone you (up).などの表現があります。一方、「あとでかけます」はI'll call you later.、I'll give you a call later.です。さらに、「かけ直します」はI'll call you back.、I'll return your call.です。いずれも未来のことなので、I'll ~ と未来形を使います。
なお、レストランで食事を終えて店の人にCan you ring me (up)? と言うと、「会計をお願いします」の意味です。
