黒烏龍茶で太りにくくなる理由をご存じですか? 黒烏龍茶には「ウーロン茶重合ポリフェノール」が含まれ、脂肪分解酵素の働きを阻害し、余分な脂肪が体に吸収されるのを防ぎます。その結果、脂肪が体外に排出されやすくなり、肥満予防に役立ちます。今回は、脂肪の吸収を抑える黒烏龍茶の効果について、「管理栄養士」の梶谷さんに解説していただきました。

監修管理栄養士:
梶谷 彩香(管理栄養士)
神戸女子短期大学食物栄養学科卒業。全国展開する給食委託会社で3年間栄養士として働き、在職中に管理栄養士の資格を取得。その後、急性期・回復期病院で管理栄養士として現在まで勤務。栄養・食事・病気・健康等のわかりにくい内容を、わかりやすく解説し情報発信している。
編集部
そもそも脂肪はどうして体に蓄積するのですか?
梶谷さん
私達が普段食べる食材の中には、脂質という体を作るエネルギー源になる栄養素が含まれています。ヘルシーな食材にも脂質は含まれていますが、脂っこい料理の中にはより多くの脂質が含まれています。私達が食べた食材は体内で吸収され体をつくる事や、生きていくためのエネルギー源として利用されます。しかし、たくさん食べすぎるとそれらの役割に使われずに脂肪として体に蓄積されていきます。この脂肪が過剰に蓄積された状態を肥満といいます。
編集部
黒烏龍茶を飲むと脂肪の吸収を抑えてくれるって本当ですか?
梶谷さん
はい。黒烏龍茶に含まれているウーロン茶重合ポリフェノールという物質が脂肪の吸収を抑えてくれます。詳しく説明すると、脂肪はリパーゼという消化酵素によって分解され、小腸で吸収されます。ウーロン茶重合ポリフェノールはリパーゼの働きを阻害してくれるため脂肪の吸収を抑えられ、吸収されなかった脂肪が体外に排出されるのです。
編集部
ほかの食品に含まれているポリフェノールにも同じ効果があるのですか?
梶谷さん
ポリフェノールはほとんどの植物に含まれる成分でたくさんの種類があります。アントシアニン、カテキン、イソフラボンもポリフェノールの一種ですね。個々の成分によって機能は異なるため、ポリフェノールが多く含まれているからといってウーロン茶重合ポリフェノールと同じ様に脂肪の吸収を抑えてくれるわけではありません。
※この記事はメディカルドックにて【黒烏龍茶を飲むと脂肪の吸収を抑えられるって本当なの? 成分や効果について教えて!】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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