犬を『運動させてはいけない』タイミング5選 日常生活で気をつけるべきことや体に与える悪影響まで

犬を『運動させてはいけない』タイミング5選 日常生活で気をつけるべきことや体に与える悪影響まで

無理に運動を続けると体にどんな影響が出る?

ぐったりしている犬

犬は痛みや不調を我慢しやすい動物なので、体調が悪い状態で無理に運動を続けると、気づかないうちに体へ負担を蓄積してしまうことがあります。ここでは、無理をさせた場合に起こりやすい体への影響を見ていきましょう。

関節・骨・筋肉への負担

疲労がたまった状態で走り回ると、筋肉の損傷や関節の炎症を起こすことがあります。特にシニア犬や小型犬、成長期の子犬は、関節が弱くケガをしやすいため注意が必要です。

一度傷めると慢性的な痛みにつながることもあるので、少しでも歩き方が不自然ならすぐに休ませましょう。

心臓・呼吸・代謝系への悪影響

暑い日や体調不良時に激しく動くと、心臓や呼吸器に強い負担がかかります。

呼吸が荒い、舌が紫がかっている、動かなくなるといった症状が出たらすぐに運動を中止し、涼しい場所で休ませましょう。そのまま放置すると、熱中症や心不全の悪化など命に関わるケースもあります。

免疫低下や回復の遅れ

手術後やワクチン接種後に無理をすると、免疫機能が低下し回復が遅れることがあります。元気に見えても体の中ではまだ回復中の可能性があるため、しっかり休ませて体力を戻すことが大切です。

まとめ

ボールで遊ぶ犬

運動と休養のバランスを取ることは、犬の健康維持に欠かせません。痛みや疲れのサインを見逃さず、その日の状態に合わせて運動量を調整することが大切です。

「無理をさせない」ことが最も効果的な予防ケアであり、長く健やかに過ごすための基本となります。

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