1.水分補給をさせる
雷雨の発生率が高い夏は、停電も起こりやすい時期です。しかし、猛暑の中の停電は猫の命に関わります。エアコンが停止してしまうため、室温の調節ができず、熱中症のリスクが高まってしまうのです。停電が起きてしまったら、脱水を防ぐために、積極的に水分補給をさせましょう。
冬季は、寒冷地での水道管の凍結という事態も考えられます。水道が使えず、飲み水が確保できません。水分が不足すると、尿結石や腎臓病を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。
停電下では、循環式の自動給水器も止まってしまいます。停電に備えるなら、自動給水器は充電式のコードレスタイプがおすすめです。
2.風通しをよくする
夏場の締め切った部屋でエアコンが停止してしまうと、室内は高温になります。窓を開けて、少しでも風通しをよくしてください。昼間の場合、日の当たる部屋は、カーテンを閉めて直射日光を遮りましょう。
このとき、パニックになった猫の脱走には要注意です。停電時は冷蔵庫などの家電が停止してしまい、普段聞こえている音も聞こえず、いつもと違う様子に猫が不安になってしまうことがあるのです。

