
テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。12月7日の放送では、「冷めた経済に活気を!チャチャコイン年末調整」がおこなわれた。前半よりもさらに過酷な戦いの果て、最下位には罰ゲームが下されることに。
■大荒れの前半以上に波乱の後半戦
今回の企画は先週に続いて「冷めた経済に活気を!チャチャコイン年末調整」。例年使われてきたチャチャコインが番組MCのオードリー・春日俊彰に集中してしまったことで、メンバーへの還元という元の意義が達成できていない…という状況を変えるために“年末調整”する企画だ。なお本企画を終えた段階で下位5名となったメンバーには、“地下労働”が待っているという。
後半最初のゲームは「28人総活躍 大逆転チャレンジ」。メンバーが3つのチャレンジのどれかで勝利すると、春日から60枚のチャチャコインを横取りできるというご褒美企画だ。今回の競技では自分の頭の上にボールを乗せ、その中に保有コイン分のピンポン球を入れて参加する。競技中にアツくなりすぎて中身をこぼしてしまうと、その分のコインも没収されてしまうため注意が必要。現在57コインを持っている清水理央は、「私、入りますか!?」と困惑を見せつつも競技がスタートする。
最初のチャレンジは厳正なくじ引きで選ばれた12人で「三つ巴綱引きバトル」。赤青黄の3チームで綱引きをおこない、自陣後方のボタンを押すと勝利となる。力のバランスは均等に分かれたものの、選抜された清水は「頷けないですね」といまだに不満げ。綱引きを始める前に蔵盛妃那乃のピンポン球が落ちてしまうなどのアクシデントもありながら、いざ「三つ巴綱引き」が始まった。
力めば力むほど頭上のピンポン球がこぼれていく阿鼻叫喚のなか、赤・青チームがバランスを崩して倒れた隙に黄色チームが勝利する結果に。倒れた宮地すみれは「もうヒドいです!!」と声を上げるなか、黄色チームの清水、松田好花、小西夏菜実、松尾桜がそれぞれ15枚を獲得する。
■春日の暴走によって思わぬ展開へ
次のチャレンジは、バランスボールに座って最後まで落ちなかったメンバーが60枚を総取りする「バランスボールサバイバル」。チャレンジが始まると続々と脱落していくなか、金村美玖と上村ひなのの一騎打ちに。接戦の末に金村が耐えきり、見事に勝利を収めた。
番組MC・若林正恭から「数年ぶりにおすしが勝ちました」と言われ、金村は「負け顔で優勝しましたから」と笑顔を見せる。合計61枚のコインを所持することになり、清水に並んで1位タイに躍り出ることに。
最後のチャレンジは「気配斬りサバイバル」。目隠しをして相手を斬るというルールの「気配切り」をおこない、最後まで斬られなかったメンバーが勝利となる。大田美月は若林に問われて先輩でも「斬ります!」と明るく宣言し、石塚瑶季も「私マジ最強の作戦あります」と自信満々でチャレンジがスタートした。
高井俐香の一撃が竹内希来里を捉えた際は“事件性のある”悲鳴があがるなか、最強の作戦があると言っていた石塚はピンポン球を全て捨て去る勢いで剣を振り回して他のメンバーを斬り伏せていく。高橋未来虹、石塚の決戦がはじまると、激しい攻防の末に高橋が石塚を斬り捨てて勝利する。
最後のチャレンジは「クイズ日向はSHOWbyショーバイ」。“横取りシステム”を採用したクイズチャレンジで、春日も参加しておこなわれる。問題ごとに獲得できるコインの枚数が設定されており、正答者が春日をはじめとしたメンバーからコインを奪うことができるシステムだ。メンバー間での因縁が爆発しすることもいとわず、全力でお互いのコインを奪い合うメンバーたち。みんなで春日からコインを奪うかと思いきや、チャレンジはメンバー同士泥沼の様相を呈していく。
そこでさらに春日が正解すると、企画冒頭で春日に「(チャチャコインを)春日さんが持ってて意味あるんですか!?」など鋭いツッコミをしていた清水から合計80コインを奪取。思わぬ展開で一気に最下位まで落ち込んだ清水は、「私こんなのはじめてですよ!?」と悔しそうに叫ぶ。
最終的にはマイナス71枚の清水、マイナス57枚の上村、マイナス46枚の山口、マイナス41枚の太田、マイナス38枚の平岡海月が下位5名で「地下労働行き」となって幕を閉じた。
■5期生も交えた新シングルに期待大
今回の放送では、「冷めた経済に活気を!チャチャコイン年末調整」の後半が放送された。前半で火のついたメンバーたちが繰り広げるガチバトルのほか、因縁が絡み合うさまざまなやりとりが見られた。
後半開始時には1位から始まった清水だが、終了時点ではさまざまな思惑が絡み合って思いもよらない結果に。仁義なき戦いのすえに地下労働という結果になってしまったメンバーたちも、来年は脱出できるようになるだろうか。
今回の放送には次回予告のテロップは表示されていなかったが、年の瀬も近付くなかでおひさまを笑顔にしてくれる企画が放送されることだろう。
※高橋未来虹の「高」は、正しくは「ハシゴダカ」

