猫を『新幹線』に乗せるときに注意すべきこと4つ 乗車規定や費用、守るべきマナーまで

猫を『新幹線』に乗せるときに注意すべきこと4つ 乗車規定や費用、守るべきマナーまで

3.移動中の猫への配慮

ケースに入って移動する猫

乗り物酔い対策

猫も人間と同じように、長時間の移動で乗り物酔いをすることがあります。そわそわと落ち着かない、嘔吐する、よだれが出るなどの症状があらわれます。

出発の数時間前にごはんをすませておき、与えすぎには注意しましょう。不安であれば、事前に獣医師に相談して酔い止めの薬などの選択肢も検討してください。

水分摂取やトイレ対策

乗車中は、猫をケージから出すことは難しくなるため、水分補給用の給水ボトルなどを準備しておくと良いでしょう。一気にではなく、少量ずつ与えることを心がけましょう。

また、トイレは出発前に済ませておくと安心です。猫砂を取り換えるなど、清潔な状態にして、猫が排泄しやすい環境を整えておきましょう。

通気性・温度

ケースは通気性が良く、落としても壊れにくい素材がおすすめです。ケースは、直射日光が当たる場所は避け、極端に暑い車内に置かないよう配慮を。

さらに、冷房が効きすぎているときに温度調整ができるように毛布を持参しましょう。猫が興奮したときや不安そうにしているときに、ケースを覆って落ち着かせることにも役立ちます。

4.車内でのマナー

新幹線の車内

自分にとって大切な愛猫でも、動物が苦手だったり、アレルギーを持っていたりする乗客もいます。ルールを守ることはもちろん、周囲が不安や不快感を抱かない振る舞いを心がけましょう。

他の乗客を驚かせたり、脱走したりといったリスクがあるため、基本的にはケースからは出しません。万が一、ケースから出てしまった場合に備えて、リードやハーネスを着けましょう。

また、嘔吐や粗相をしてしまったときのために、ごみ袋やティッシュ、タオルやトイレシートなどを多めに用意すると安心です。

車内が混雑している、子連れの乗客が近くにいるといった場面では、あらかじめ周囲に一言伝えておくとお互いが安心できます。

猫が激しく鳴いたり、体調を崩したりしたときにデッキなどへ移動しやすくするために、扉に近い通路側の席を取っておくのもおすすめです。

提供元